世界柔道選手権(8月25日~9月1日・日本武道館)は大会5日目の29日、男子90キロ級と女子70キロ級の2階級が行われ、向翔一郎(23・ALSOK)は決勝でファンテンド(オランダ)に敗れて世界一に一歩及ばず。銀メダルを獲得した。
昨年のグランドスラム大阪ではファンテンドを下して優勝した向だが、今日は序盤でなかなか良いところを持たせてもらえない。互いに指導1が入り向がギアを上げ担ぎ技を中心に攻めペースを作る。するとファンテンドが右組から左組にスイッチし、左の大外刈から右の小外刈へ連絡、向は技有を奪われる。試合時間は残り30秒、向は体落や足技で攻め立て相手に2つ目の指導が入るも取りきる事ができず無念のブザーが。ファンテンドの執念を前に悲願の金メダルを逃した。敗れはしたものの、群雄割拠の90キロ級でその存在感を世界の大舞台で見せた。
女子70キロ級の新井千鶴(25・三井住友海上)は3回戦で敗れ、世界三連覇はならなかった。
東京五輪内定 最短は今大会優勝と11月のグランドスラム大阪優勝
世界選手権優勝者がグランドスラム大阪(11月22日~24日)を制し、強化委員会で出席者の3分の2以上の賛成で代表入りが内定。
今大会の金メダリストがいない階級は12月のマスターズ大会、来年2月のグランドスラムパリ、グランドスラムデュッセルドルフ終了時点で、強化委の3分の2以上が1、2番手の差が歴然としていると判断すれば代表に選ばれる。
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2019-08-29 11:59:00Z
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