残留から一転して新天地へ
日本の若武者の“新天地”が正式に決定した。
現地時間8月22日、ラ・リーガ(スペイン1部)のマジョルカは、レアル・マドリーに所属する日本代表MFの久保建英を今シーズンが終了する2020年6月30日までの期限付きで獲得することを発表した。
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今夏にFC東京からマドリーに移籍した久保は、トップチームのプレシーズンキャンプに帯同。その後、トップチームで4試合、カスティージャ(Bチーム)で3試合のテストマッチに出場した。
スター軍団のなかで堂々たるプレーを披露して声価を高めた18歳の日本代表FWだったが、EU外選手の3枠が埋まっていることもあり、ジネディーヌ・ジダン監督は「クボはカスティージャ(2部B=実質3部に属する)に籍を置き、トップチームの練習に参加させる」とのプランを明確にしていた。
しかし、クラブ内部で、「フィジカル的で激しい2部Bよりも、1部のクラブでプレーするほうがいい」という意見もあり、レンタル先で研鑽を積ませることになったようだ。
マジョルカは、昨シーズンに2部で5位となり、昇格プレーオフを勝ち抜き、7シーズンぶりに1部に復帰。降格した12-13シーズン以前は16シーズン連続でトップリーグを戦うなど、確かな実績を持つ古豪だ。また、かつて大久保嘉人(現ジュビロ磐田)や家長昭博(現川崎フロンターレ)がプレーしたことでも知られている。
3部から2年連続で昇格に導いたビセンテ・モレーノ監督率いる現チームは、今シーズンの開幕節で乾貴士を擁するエイバルを2-1で撃破していた。
久保のプレーについて、マジョルカの地元紙『Diario de Mallorca』は、次のように絶賛している。
「クボは高いテクニックを有する攻撃的なMFだ。非常に洗練されており、優れたゲームビジョンとドリブルの能力、そしてゴールに結びつけるセンスを持っている。両足で容易くボールをさばくことにも長け、ボールをコントロールする力は際立っている」
マジョルカは8月25日に行なわれる第2節で、難敵レアル・ソシエダをホームに迎えるが、久保の早期デビューが見られるのかに注目したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190822-00063160-sdigestw-socc
2019-08-22 14:37:00Z
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