前半19分に失点も、小川の豪快弾で同点 PK戦4-5で敗れる
来年の東京五輪に向けて強化を進めるU-22日本代表は現地時間15日、トゥーロン国際大会の決勝ブラジル戦に臨み、1-1のまま90分が終了。PK戦4-5で敗れ、準優勝となった。
日本はグループAの第1戦でU-20イングランド代表に2-1と白星スタートを飾ると、第2戦ではU-22チリ代表に6-1と大勝した。第3戦ではU-19ポルトガル代表に0-1と敗れたが、2勝1敗で得失点差で1位となり準決勝に進出。準決勝メキシコ戦では2-2の打ち合いの末、PK戦を5-4で制して初の決勝進出を決めていた。
ここまで無失点で大会全勝のブラジルとの一戦で、日本は前半19分に先制点を奪われる。
スルーパスに抜け出したFWマテウスがGKオビ・パウエルオビンナ(流通経済大)と1対1になり、冷静な左足のシュートによってゴールネットを揺らされた。
その後は苦しい展開が続いたが、守備の局面で粘りを見せて追加点を許さず試合を進めると、前半39分に同点弾が生まれる。ロングボールに反応したFW小川航基(ジュビロ磐田)が抜け出し、左足の豪快なボレーシュートをゴールネットに突き刺した。ブラジルはこれが大会初失点となっている。
1-1で前半を終えた日本は、後半開始からMF舩木翔(セレッソ大阪)に代わってMF相馬勇紀(名古屋グランパス)を投入。後半10分を過ぎたあたりからは少しずつオープンな展開になり、互いにゴール前でのチャンスが増えていく。
後半12分、左サイドを突破されてクロスを上げられると、FWクーニャに決定的なヘディングを放たれたが、これは枠を外れた。すると同14分、小川が強烈なシュートでGKにセーブを強いた。その後も日本はMF田中碧(川崎フロンターレ)を中心としたパスワークを見せ、一歩も引くことなくゴールを狙っていく。
後半21分、日本はFW岩崎悠人(北海道コンサドーレ札幌)に代えてFW三笘薫(筑波大)を投入して、攻撃陣のテコ入れを図る。この時間帯の日本は前向きの守備が機能。ボールを奪われてもカウンターを許さず、勢いを持って攻撃に人数を掛けていく。
しかし、日本は同点弾を決めた小川が足首を痛めて後半36分に神谷優太(愛媛FC)と交代となるアクシデントが発生。終盤はブラジルが猛攻を仕掛ける展開となったが、日本は疲弊したなかでも全員が守備意識を高く持ち、ボールを奪えば三笘の個人技によるカウンターで一気に攻め込む展開を作り出す。まさに一進一退の攻防となった。
アディショナルタイムにはブラジルが何度も強引な中央突破を試みるが、DF岡崎慎(FC東京)を中心に体を張って自由は与えない。1-1のまま後半終了となり、大会規定により延長戦は行われず、PK戦に突入した。
運命のPK戦ではブラジルが先攻。日本は相馬、三笘、神谷、長沼が成功させたものの、5人目の旗手のシュートはGKに止められた。5人全員が成功したブラジルが、PK戦5-4で優勝を手にした。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190616-00196433-soccermzw-socc
2019-06-15 16:15:08Z
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