【ローザンヌ(スイス西部)=杉野謙太郎】国際オリンピック委員会(IOC)は24日(日本時間25日未明)、スイスのローザンヌで開いた総会で、2026年の冬季五輪・パラリンピックの開催地にミラノ(イタリア)を選んだ。イタリアでの冬季大会の開催は、06年トリノ大会以来、20年ぶり3度目。夏季大会を含めれば4度目の五輪開催となる。
26年大会の招致はミラノとストックホルム(スウェーデン)の一騎打ちとなり、総会ではIOC委員による投票でミラノがストックホルムを上回った。
ミラノは、1956年冬季大会を開催した伊北部コルティナダンペッツォとの共催となる。開催費用を抑制するため、既存・仮設の競技施設の利用を増やし、会場は4か所に分散した。14の競技会場のうち新設は1会場。現地を視察したIOC評価委員会の報告書では、行政が全面的に支援し、イタリア国内での支持率が83%に上ったミラノが高評価を得ていた。
26年大会をめぐっては、北海道地震からの復興に力を入れるため、札幌市が30年大会の招致を目指す方針に変更し、住民の反対でカルガリー(カナダ)なども撤退していた。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190625-00050049-yom-spo
2019-06-24 16:18:45Z
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