翌29日のサウジC(ダ1800m・1着賞金1000万米ドル=約11億円)当日は、日本で準備してきた赤のドレスを身にまとい、武豊騎手騎乗のフルフラット(牡3、栗東・森秀行厩舎)が優勝したサンバサウジダービーC(3歳・ダ1600m・1着賞金48万米ドル)など日本勢の善戦の連続に声援をおくった。
【ミカエル・ミシェル騎手】
「昨日(騎手招待競走で総合3位タイ)は夢のような体験でした。本当に嬉しく、誇らしい気持ちです。こちらのダートは日本のものとは大きく違いました。土に近くて、キックバックがありません。でも、競馬のスタイルは先行が重要だと思いました。
南関東でのダート競馬の経験が生きたのは確かだと思っています。もちろん、ここサウジでの経験は、私にとって間違いなくプラスになりました。
サウジ入国時は健康チェックなどで大変でしたが、競馬関係の皆さまには良くして頂きました。サウジに恋したか、ですか?いえ、言うまでもなく、やっぱり私は日本が大好きです。餃子とかラーメンが恋しいです(笑)。3日も食べてないんですから!(笑)
日本に帰ったら、月曜から川崎競馬です。無観客競馬で皆さまにお会いできなくて悲しいですが、競馬では頑張りますので応援して下さい!」
月曜の川崎競馬初日は、浦和競馬場で勝利を挙げたトゥーナノクターン(牝3、川崎・山田質厩舎)やクロヴァージョ(牡6、川崎・河津裕昭厩舎)など7頭に騎乗予定となっている。
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)
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2020-03-01 08:45:00Z
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