Jリーグの村井満チェアマン [写真]=Getty Images
Jリーグの村井満チェアマンは19日、Webでのメディアブリーフィングを行い、今シーズンは各カテゴリーの降格をなくすことを発表した。
新型コロナウイルスの影響で、当初Jリーグでは2月25日から3月15日に予定されていた公式戦全試合の延期を決断し、3月18日からの再開を目指すと発表していた。その後、専門家の助言も受け、3月中の公式戦延期が発表され、現在は4月3日の再開が目指されている。
そして、メディアブリーフィングを実施した村井チェアマンは、臨時実行委員会が行われ、「いつの再開タイミングであったとしても、どうやってリーグとして、クラブとしてサッカーに向き合っていくかという基本姿勢に関する目線合わせを行った」と今シーズンの競技ルールについて各クラブと話し合ったことを明かし、次のように続けた。
「これから様々な障害が出現する可能性があるけれど、意思を持ってサッカーを続けて行こうという結論となった。具体的に想定される様々な障害というのは、あるクラブにはさらなる競技上の不公平、不公正と言えるようなアウェイの連戦が続く可能性もある」
「選手に感染者が出た場合には、選手は隔離され、濃厚接触者もクラブから離れなければならないことが想定される。その場合にはユースの選手を積極的に起用してでも、ある意味では競技の不公平性を飲み込んででも、試合は続けていこうという目線合わせをした」
「Jリーグとしてはそのような困難があっても、不公平性があってもある意味ではそれをクラブが飲み込んでスポーツに向かっていこうという目線合わせをした。その際にはカテゴリーごとに昇降格というルールがあるが、降格が今シーズンにおいては行わない。降格対象チームを今回は特定しないことを決定した」
「すべての試合がイコールコンディションではない可能性があるが、頑張った選手には拍手を送る。激励をするといった象徴としての昇格はそのまま残す。その一方で、競技結果の罰則となる降格について今回は留保しようということになった」
なお、公式戦再開については4月3日を目指しているが、再開日程等に関しては改めて25日までに判断することを明かしている。
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2020-03-19 11:04:56Z
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