阪神・藤浪晋太郎投手(25)、伊藤隼太外野手(30)、長坂拳弥捕手(25)が新型コロナウイルスに感染したことに関し、神戸市は29日、14日に3選手と会食した同市在住の20代の女性会社員が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。28日には大阪市の20代女性2人の感染が発表されており、会食参加者の感染は計6人に。会食でのウイルス拡散が疑われる中、阪神球団は改めて選手にヒアリングし、当初発表した12人ではなく、13人以上が参加していた可能性を明らかにした。
感染拡大が疑われるホワイトデーの懇親会から、新たな罹患(りかん)者が出た。藤浪、伊藤隼、長坂に続き、28日に大阪市の20代女性2人の感染が発覚。この日さらに神戸市の20代女性の感染が明らかになり、合わせて6人となった。懇親会には参加していないが、感染した選手と同居する家族の女性1人も感染が判明している。
日ごとに感染者が増える状況を鑑み、球団は事情を聞いていた懇親会の参加選手に再度、ヒアリングを実施した。その結果、揚塩球団社長が「12名。選手7名、社外の方が5名」と公表していた当初人数ではなく、社外の知人が6人以上で、計13人以上に及ぶことが分かった。選手からは会場となった知人宅に複数の部屋があったことなどから、のべ人数は把握できなかったという趣旨の説明があったという。
この日、兵庫・西宮市内で取材に応じた谷本球団本部長は「藤浪が到着した時、その場にいた人間が12人だった。長坂を含めて寮生たちは帰りました。その中でまた(知人が)お友達を呼んだ。のべ何人かというのは分からない」と補足。選手の参加者7人については「間違いない」としながら、「(一般の方に)入れ替わりがあった」と険しい表情を浮かべた。
当初の公表より多くの人数が関わっていたとなれば、今後、さらなる感染者の増加も懸念される。入院している藤浪ら3選手は回復傾向にあり、チーム内の新たな体調不良者についても「報告はない」とした谷本本部長だが、現時点で無症状の残り4選手については「ちょっとでも症状が出れば、すぐに(PCR検査を受けるための)連絡を入れる態勢をとっている」と強調した。事態収束の気配は見えてこない。
報知新聞社
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2020-03-29 21:00:19Z
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