2020年03月27日16時48分
阪神は27日、新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査を26日に受けた藤浪晋太郎投手(25)、伊藤隼太外野手(30)、長坂拳弥捕手(25)の3選手が、いずれも陽性と判定されたと発表した。兵庫県西宮市の本拠地、甲子園球場の室内練習場で代表取材に応じた揚塩健治球団社長は「このような事態になったことを大変重く受け止めている。これ以上の感染者を出さないように努力する」と語った。プロ野球で新型コロナ感染が判明したのは今回が初めて。3選手とも既に入院した。
阪神によると、藤浪は数日前から味覚と嗅覚の異常を訴え、医師からPCR検査を勧められた。また、14日に藤浪と食事をした伊藤隼と長坂も類似した症状を申告していた。3人について、揚塩球団社長は「まだ少し味覚と嗅覚に支障はあるが、良くなっているという報告を受けている」と語った。3人以外の関係者の感染については、「選手の家族も含め、今はいない」と述べた。
選手、チーム関係者には1週間の活動休止が指示されているが、感染判明により、今後は保健所へ情報提供を行い、感染経路の確定をはじめ濃厚接触者の抽出などの対応が必要となる。
新型コロナ感染拡大を受け、日本野球機構(NPB)では当初の3月20日の開幕を4月10日以降に延期。今月23日の12球団代表者会議で4月24日開幕を目標に設定していたが、今回の陽性判明を受け、開幕がさらに遅れる可能性が出てきた。
◇重く受け止めている
阪神・揚塩健治球団社長 感染拡大防止のために国民を挙げて取り組んでいる最中、そしてプロ野球の開幕に向けて期待しているファン、関係者の皆さまには、不安、ご心配をお掛けして誠に申し訳ありません。3人の感染者を出したという事実を重く受け止めています。
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2020-03-27 07:53:33Z
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