Kamis, 26 Maret 2020

「半日でバタバタと選手に疑いが」 どうなるプロ野球 - 朝日新聞デジタル版

 藤浪晋太郎投手(25)に新型コロナウイルス感染の疑いが出たことを受け、阪神球団は26日、対応に追われた。藤浪と食事に出かけた2選手も味覚に異常を訴えた。ソフトバンクとの練習試合(鳴尾浜)は急きょ中止になり、選手や職員は自宅待機に。チームも1週間の活動休止に入った。

 谷本修・球団本部長は藤浪の症状について「発熱も倦怠(けんたい)感もなく、せきも出ていない。ただ、臭覚だけがない」と説明した。入院もしていない。日本野球機構(NPB)とJリーグが合同で設置した対策連絡会議でも、専門家チームからは臭覚や味覚の異常についての注意喚起はなかったという。

 一方で、谷本本部長は「この半日強でバタバタと(選手に疑いが)出てきているので、慎重にやったほうがいいと思う。間違ってもクラスターにならないように対応したい」とした。藤浪のPCR検査の結果を待つが、最初の結果が陰性でもその後に陽性となる場合もあるため、監督やコーチ、選手、球団職員らには「次の指令があるまでは出てこないように」と伝え、少なくとも1週間は自宅待機を指示した。

 この日の2軍の練習試合・ソフトバンク戦も中止になった。両チームとも球場入りしていたが、新たに2選手の味覚障害が分かったことで中止の判断をした。27~29日の2軍の練習試合・広島戦、31~4月2日の中日戦なども中止に。球団は甲子園球場や鳴尾浜の2軍施設、球団事務所などを消毒した。2軍の寮に住む選手たちも寮を離れ、別の場所に移った。

 藤浪は24日、「コーヒーなど…

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2020-03-26 11:59:52Z
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