全米野球記者協会(BBWAA)の投票による米国野球殿堂入りメンバーが21日(日本時間22日)発表され、元ヤンキースの主将で名遊撃手のデレク・ジーター氏(45)が、有資格1年目で殿堂入りした。

投票では全397票のうち、396票を獲得。得票率99・7%で、わずか1票足らず満票を逃した。

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MLB公式サイトは「次の満票選出は誰?」という記事を掲載。引退した選手ではイチロー氏とベルトレ氏(元レンジャーズ)を候補に挙げた。24年が最初の投票となるベルトレ氏については、可能性はあるが“大穴”と評価。一方、25年から投票されるイチロー氏は“大きな期待”とし、27歳からのメジャー生活にもかかわらず、通算の安打(24位)打席(48位)盗塁(35位)得点(90位)塁打(93位)でいまだに歴代100位以内におり、守備では10度ゴールドグラブ賞に輝いていると説明。「21世紀の最も完璧なスーパースターの1人であるイチローに投票しない人がいるとすれば、日本人であるということだけが理由だろう」「記録だけでなく、日本人野手がどうやって米国のグラウンドで成功できるかを体現した」などと記した。

現役選手ではプホルス(エンゼルス)カブレラ(タイガース)バーランダー(アストロズ)カーショー(ドジャース)シャーザー(ナショナルズ)トラウト(エンゼルス)の名前が挙がった。