アメリカンフットボールで大学日本一30度を誇る関学大は22日、新監督に大村和輝アシスタントヘッドコーチ(48)が2月1日付で就任すると発表した。兵庫県西宮市の同大学で記者会見した大村新監督は「(前任の)鳥内(秀晃)さんがしっかりバトンをつないでくれた。伝統、文化、歴史を背負ってチームを進化させられるようにしたい」と抱負を述べた。
大村新監督は明石市出身。選手時代は関学大のOL、DL、TEで活躍し、1991、93年に甲子園ボウルを制覇した。卒業後、選手を退き、リクルートに入社。98年から指導者に転じ、オービックなど社会人チームをサポートし、2003年には米ハワイ大に留学して指導技術を学んだ。09年、コーチで母校に復帰し、10年にアシスタントヘッドコーチに就いた。
コーチ時代は主に攻撃面を担当。28年間指揮し、19年度シーズン限りで退任した鳥内監督を支えた実績を買われ、後任に選ばれた。(尾藤央一)
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2020-01-22 10:45:27Z
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