国内 2020.01.28
[ 編集部 ]
注目される新リーグの概要が見えてきた。
1月28日、日本ラグビー協会は2021年秋から始まる計画の「新リーグ」に関するメデイアブリーフィングをおこない、同協会の清宮克幸副会長、岩渕健輔専務理事、谷口真由美理事とトップリーグの太田治チェアマンが出席した。
この日は、新リーグに参入するための要件が示された(下記参照)。リーグは1部(10チーム前後/8〜12)、2部(10チーム前後/8〜12)を予定している。ただ、ディビジョン数や各ディビジョンのチーム数は、今年3月の参入表明期限までに手を挙げたチーム数、そして、その時に提出される参入計画についての審査結果から決められる予定だ。
参加要件に足りないまま参入を希望するチームが出た場合は、下部のリーグ(2部制なら2部)への所属を条件に一部参入要件を求めないケースもある。
新リーグ法人準備室室長に就いた谷口氏は、両親が近鉄のコーチと寮母を務め、花園ラグビー場にあった同チームの寮に住んでいたことを自己紹介で話し、「そういう環境で育ったので、ラグビーが社会の中でどうあってほしいかの理想は持っている」と話し、本腰を入れて新リーグ実現のための準備に取り組むと覚悟を口にした。
「ラグビーが社会にどうやったら定着していくのか。ラグビーがあってよかったね、と多くの人が思うようにしたい。ラグビーを社会的意義のあるスポーツにしていこうと考えています。そのためにも、(新リーグへの参入を希望するチームには)スタジアムを持っていただきたい。ラグビーを事業化していける人の育成も実現したいし、もちろん、代表強化につながらないといけない。(各チームの参入意思は)リーグ、そしてラグビーを発展させたいという意思表明であり、ラグビーの価値を高めていく意思表明と理解します」
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2020-01-28 10:03:34Z
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