◆フィギュアスケート 四大陸選手権 女子ショートプログラム(6日、ソウル)
男女通じて初の大会連覇がかかる紀平梨花(17)=関大KFSC=はSPで1位となった。18番目に滑走し、トリプルアクセル、3回転ルッツを成功させ、81・18点。最終滑走21番の坂本花織(19)=シスメックス=は73・07点で及ばず4位。樋口新葉(19)=明大=は自己ベストの72・95点で5位だった。
2位はブラディー・テネル(米国)の75.93点。
紀平梨花「課題も見つかりましたしフリーに向けていいスタートが切れました。4回転? 明日の練習で構成を決めたいと思います」
紀平は3年前に使用していた靴に戻して今大会に挑んだ。4日に初めて試した3回転半ジャンプ(トリプルアクセル、3A)で成功を連発。この大会の後の3月の世界選手権(18~22日、カナダ・モントリオール)を見据えており「世界選手権で完璧に合わせるように、それへの近道であり、正解な行動がしたい。そのためにも、四大陸では完成度が高い演技をしたい」と話していた。
◆紀平 梨花(きひら・りか)2002年7月21日、兵庫・西宮市生まれ。17歳。5歳から本格的に競技を始め、16年9月のジュニアGPシリーズ第5戦スロベニア大会で女子史上7人目のトリプルアクセルを成功。16、17年のジュニアGPファイナルは2年連続4位。17年全日本選手権3位。18年にシニアデビューし、日本勢初のGPシリーズ連勝し、グランプリファイナル(バンクーバー)も制覇。19年の四大陸選手権(米アナハイム)で優勝。154センチ。家族は両親と姉。
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2020-02-06 12:53:38Z
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