ロシターと金丸がチームハイの17得点
アジアカップ予選に臨んだ男子日本代表がチャイニーズタイペイと対戦した。
日本の先発は富樫勇樹、比江島慎、田中大貴、竹内譲次、ライアン・ロシターの5人。
序盤は得点を決めた後にゾーンディフェンスを敷くチェンジングディフェンスを使ったが、ゾーンの際にローテーションが間に合わず、スペースに飛び込まれて失点を重ねてしまった。
それでも、新戦力のロシターが何度もオフェンスリバウンドを奪い、それを確実に得点に繋げることで日本がペースを握ると、ロシターが起点となり竹内公輔や田中大貴も合わせて、リードを奪った。
3ポイントシュートに当たりがなかった日本だが、第2クォーターにはマークを掻い潜り金丸晃輔が2本の3ポイントシュートを成功させてリードを保つ。
セカンドチャンスポイントで9-0と圧倒しながら38-29とリードを拡大できなかった日本だが、ディフェンスのインテンシティを上げたことで後半を圧倒する。
ボールマンへのプレッシャーとディナイを強化し、身体をぶつけフィジカルで削ることでほとんどのシュートをタフショットに。またタイムシェアを徹底することで、誰が出てもその強度は落ちなかった。
ディフェンスが機能したことでオフェンスにもリズムが生まれた。パスが良く回り、ピック&ロールでズレを作ってはイージーシュートを確実に沈めていく。個での打開に加え、チームの連携がハマり、時間が経つにつれて3ポイントシュートの確率も上がっていった。そして、58-28と後半を圧倒し、最終スコア96-57で勝利を収めた。
57失点も、田中は「できて当たり前」
日本は全員が3得点以上を挙げたが、ロシターと金丸がともに17得点を挙げてリーディングスコアラーとなった。また、ロシターは9個のオフェンスリバウンドを含む19リバウンドとインサイドを制圧し、さらに7アシスト2スティールと圧巻のパフォーマンスを見せた。
そして、6本中3本と高確率で3ポイントシュートを沈めた金丸は「合宿からシュートタッチは良かったので実は内心できるんじゃないかと思っていた。シュートも打てたし、すごく試合を楽しむことができました」と、満足げな笑みを浮かべた。
指揮官のフリオ・ラマスはディフェンスを重点的に強化してきただけに、失点を57に抑えたディフェンス面は合格点と言える。それでも田中は「相手のオフェンス力がそれほどあるわけじゃないので、できて当たり前というか、もっとできるようにならなきゃいけないと思っています」と、頼もしい言葉を発した。
新生日本代表にとってまだ1試合を終えただけだが、新戦力の2人が揃って結果を出したことで代表争いはより激化していくはず。今後の期待が高まる試合であった。
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2020-02-24 13:33:51Z
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