Selasa, 09 April 2019

阪神・梅ちゃん、骨折なんのサイクル!最大5点差跳ね返した大逆転ヒーロー - SANSPO.COM

2019.4.10 05:04(1/2ページ)

梅野は二回、先制の2点三塁打を放つ。当初は失策だったが、記録は訂正された(撮影・宮澤宗士郎)

梅野は二回、先制の2点三塁打を放つ。当初は失策だったが、記録は訂正された(撮影・宮澤宗士郎)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神12-8DeNA、1回戦、阪神1勝、9日、甲子園)強いやん! 猛虎やん! 阪神は9日、甲子園開幕戦でDeNA相手に終盤に5点差を覆し、12-8で劇的逆転勝利。梅野隆太郎捕手(27)がサイクル安打の大活躍でチームをけん引した。これで5勝5敗の五分に戻して、3位に浮上。何より去年は大苦戦した聖地でいきなり勝ったのが、ホンマうれしいわ~! ありがとう、梅ちゃん!!

 骨折をおしてチームへの献身を貫いた先に、栄光の瞬間が待っていた。梅野が満面の笑みで花束を掲げる。超満員の甲子園で初のサイクル安打を達成。大逆転&甲子園開幕星を偉業とともに成し遂げ、声を張り上げた。

 「まさか自分がサイクル安打を達成する日が来るなんて、思う日もなかったので、すごくうれしい。すごい声援が耳に入っていましたし、本当にそれで打てたんじゃないかなと思っています」

 お立ち台で祝福の大声援を全身で浴びた。5点差をつけられても、終盤の猛攻で逆襲。その中心に梅野がいた。自身の1号ソロあり、福留の“逆転執念打”ありの猛攻で打者一巡し、ひっくり返した11-8の八回、2度目の打席。山崎の外角133キロカットボールを鮮やかに右中間へ弾き返し、適時二塁打とした。

 二回には右翼への飛球をソトが取り損ねて一度は「E」ランプがともり、適時失策での先制。だが、三回に記録が訂正されて2点三塁打となった。四回の第2打席は右前打を放ち、その後の1発と適時二塁打につながった。4安打4打点で打率・433。まだ10試合が終わった時点ながら、首位打者に躍り出た。

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2019-04-09 20:04:00Z
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