「卓球・世界選手権」(28日、ブダペスト)
女子ダブルスの決勝で第1シードの伊藤美誠、早田ひな組(日本)が第2シードの孫穎莎、王曼イク組(中国)に敗れ、銀メダル。日本ペアとして52年ぶりの金メダルはならなかった。
前回銅メダルの伊藤、早田は息の合ったプレーで第1ゲームを11-8で先取。流れをつかむと、第2ゲームは11-3と圧倒した。だが、第3ゲームは中国ペアの反撃にあい、8-11。第4ゲームもリズムを変えて揺さぶる相手に対応できず、3-11で落として2-2となった。
第5ゲームは一進一退の攻防。9-9と競り合う展開となったが、ここで疑惑の判定が生じた。伊藤のサーブに対し、相手のリターンがアウト。日本ペアがマッチポイントをつかんだかと思われたが、主審は伊藤のサーブがネットに触れていたと判定したのか、ポイントは差し戻しに。伊藤は「触れてない!」と抗議。会場からはブーイングがわき起こり、日本は再び抗議したが受け入れられず。ゲーム再開後、10-12で落とした。
第6ゲームも粘り強く戦ったが、嫌な流れをかき消すことができず。8-11で試合終了となった。
伊藤は「2-0からばん回されて負けしたのは悔しい。2ゲーム目が完璧だったが、中国人選手は何か変えてくる。その後から崩れて、対応できなかった。中国人選手の良さが出て、自分達の良さがだせなかった。中国人の壁、日本人がいつも負ける場所。ここでいつも負ける、というのが多い。ここを勝てないと上にはいけない」と落胆。早田は「勝つチャンスはあったが、悔しい。これが、中国人選手に勝てない何かがあると思う。また練習して世界一を目指したい」と振り返った。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190428-00000175-dal-spo
2019-04-28 13:45:00Z
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