ほろ苦いデビュー戦になった。鹿島の高卒ルーキー・関川は後半18分、慶南のクロスに対応できなかった。遠いサイドでフリーだった元浦和の邦本にゴールに押し込まれた。「鹿島は勝って当たり前のチームだから」。プロの第一歩を踏んだ喜びより悔しさが勝った。
鹿島にとって苦しい台所事情だった。20日のJ1仙台戦から先発を6人入れ替え。犬飼と町田が出場停止で、駒不足のセンターバックをMFが本職の三竿と務めた。
「独特の雰囲気で最初は試合に入れていなかった」。前半3分、自軍ゴール前でボールを奪われピンチを招いたが、徐々に冷静さを取り戻すとフィジカルの強さを生かし、ピンチの芽をつんだ。前半24分のCKではうまくマークを外し、武器である高さを生かし得点も積極的に狙った。
「もっと周りに声を出していかないといけない。課題がみつかったのが今日の収穫」と関川。流通経大柏を2年連続で全国高校サッカー選手権決勝に導いた逸材は鹿島の伝統であるセンターバックの系譜に自らの名を刻んでいく。(五十嵐一)
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2019-04-24 14:45:00Z
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