令和最初の本場所となる大相撲夏場所(5月12日初日・両国国技館)の番付が30日発表され、新大関の貴景勝が記者会見で「新しい時代を代表する力士になりたい」と力を込めた。
1996年(平成8年)生まれ。幕内最年少22歳の若さあふれる新大関は「平成に生まれたから、平成時代という実感はなかった」と言う。新しい時代を角界の看板力士として迎えるが、「前の時代から受け継がれたものを、令和でも受け継いでいかないといけない」と、国技・大相撲の伝統を自らが中心となって担っていく覚悟を口にした。
昨年九州場所で13勝を挙げて初優勝を遂げると、初場所で11勝、春場所は10勝し、大関昇進を果たした。伝達式から1か月がたち、「大関」という呼ばれ方にも慣れてきたそうで、「もう一つ上がある。守っていたら(番付が)落ちる。今まで通り、挑戦者の気持ちでいく。自分の持っている力を出し切りたい」と気を引き締める。
突き押しに徹する取り口については、「自分がやってきたことをやるだけ」と、今後も貫くつもり。現役時代、押し相撲を得意とした師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)も「今の相撲に磨きをかけて、押し一本の大関を目指してほしい」と期待をかけた。
https://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/20190430-OYT1T50111/
2019-04-30 09:43:36Z
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