21日の中日・ヤクルト戦(ナゴヤD)での二塁塁審の判定を巡る問題で、二塁塁審が当該プレーの瞬間に一塁方向を見ていた理由は、打球判定を巡って一塁塁審の方向を見ていたことが分かった。
問題の場面は5回1死二塁。定位置後方の二飛を捕球後、帰塁が遅れた二塁走者を刺そうと二塁へ送球。その瞬間、二塁塁審が一塁方向を見ていて、当該プレーを見ていない映像が球場内にも流れた。セーフの判定は中日のリクエストによってアウトに覆ったが、中日はNPBに意見書を提出。22日に回答を受け取った加藤球団代表は「当該の今岡二塁塁審が、打球判定の確認で他塁審とアイコンタクトしているうちに、当該プレーへの確認が遅れてしまったことをNPBも認める回答を受け取りました」とコメントしていた。
映像や写真では、二塁塁審は“よそ見”をしているように見られたが、実際は一塁塁審が飛球に関してジャッジしたかどうかを確認する作業だったという。二塁後方の飛球の場合、捕球の瞬間が二塁塁審から完全に死角となってしまう可能性があるため、打球判定を下すのは一塁塁審。二塁塁審は、一塁塁審打球についてジャッジを下すかどうかを確認するために一塁方向を見ていて、その後のプレーへの確認が遅れてしまった―というのが真相のようだ。
経験豊富な審判員であれば、一瞬だけ一塁塁審を見て、当該プレーに対する確認遅れはなかった可能性もあるが、少なくとも状況の誤認やプレーに無関係な“よそ見”ではなかった。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190423-00000074-sph-base
2019-04-23 04:13:34Z
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