名古屋は9月23日、風間八宏監督との契約解除とマッシモ・フィッカデンティ監督の就任を発表した。
風間監督はチームがクラブ初のJ2を戦った2017年に名古屋の指揮官に就任。「観衆を楽しませ、自分たちも楽しむ」魅惑的なサッカーを標榜し、1年目はリーグ1位の85得点という攻撃を武器にプレーオフに進み、1年でのJ1昇格を果たした。
しかし指揮3年目となった今季はスタートダッシュには成功したものの、13節から9試合、勝利から見放され、22節の古巣・川崎戦には快勝したものの、その後の4試合は1分3敗。昨季同様にJ1の残留争いに巻き込まれていた。
フィッカデンティ監督は2014年、15年にFC東京、16年から18年には鳥栖を指揮。守備組織の構築には定評があるが、攻撃的なサッカーを志向していた風間監督の後を受け、残り8試合でどのようなチーム作りをするのか注目だ。
また公式サイトで小西工己社長とフィッカデンティ監督は以下のように語っている。
小西工己代表取締役社長
「風間監督には、クラブ史上初めてのJ2降格を受け、クラブが生まれ変わるべくスタートを切った2017シーズンに監督に就任していただきました。
「攻守一体の攻撃サッカー」を掲げ、「技術」で相手を圧倒できるチームを創り上げるべく、熱心に指導にあたっていただき、私自身もチームの進化と新しい名古屋の風を肌で感じてきました。
風間監督には、2年半に渡り、これからクラブが目指すべきスタイルの礎を築いていただき大変感謝しています。
名古屋グランパスは、これからも日々進化を続け、ファミリーの皆さまと喜びあえる"時間(とき)"を共有できるよう残り8試合を全力で闘い抜きますので、最後までご声援よろしくお願いいたします」
マッシモ フィッカデンティ監督
「このたび名古屋グランパスの監督としてチームを指揮する機会をいただいたことは大変光栄なことです。
関係者の皆さまに感謝を申し上げます。
攻守一体の攻撃サッカーで、したたかに勝利を追い求め試合の中で起こりうるあらゆる状況に対応できる、そして最後まで戦い抜くスピリットを持ち合わせたチームを作ります。
グランパスサポーターの皆様と多くの勝利を共に喜びあえることを願っています」
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=64476
2019-09-23 05:33:03Z
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