Minggu, 22 September 2019

胃がん「生きているだけで…」 広島・赤松が引退会見 - 朝日新聞

 胃がんから復帰したプロ野球広島の赤松真人外野手(37)が22日、マツダスタジアムで引退会見を行った。「病気後は、生きているだけでいいんだと気づいた。病気をしてからもプロの世界でやらせてもらって、ぜいたくで楽しい時間でした」とすがすがしい表情で語った。

 引退の理由については「野球はとっさのプレーが0コンマでも遅れると致命傷になる。そこの力が衰えた。病気がそうさせたのではなく、年齢がそうさせた」と語った。この夜の中日戦(マツダ)で引退セレモニーが予定されていたが、台風接近のため、中止が決まった。すると「みんなと野球をやる日にちが増えてうれしい」と言い、報道陣の笑いを誘った。

 京都・平安高(現・龍谷大平安高)から立命大を経て2004年秋のドラフト6巡目で阪神に入団。新井貴浩のフリーエージェント移籍の人的補償として、08年に広島に加入した。

 高い身体能力の持ち主で守備の名手。ゴールデングラブ賞を受賞した10年には、本塁打性の当たりをフェンスによじ登って捕るプレーで注目された。

 16年の25年ぶりのリーグ優勝の瞬間も左翼手として味わった。「最高でした。一番うれしかった」。だが、そのオフに人間ドックを受診して胃がんが見つかり、手術を受けた。

 闘病中の励みになったのが、こ…

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https://www.asahi.com/articles/ASM9Q44KLM9QPTQP009.html

2019-09-22 06:45:06Z
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