西武は23日、敵地での楽天戦(楽天生命パーク)で接戦を制し、優勝へのマジックを「2」に減らした。同点で迎えた8回に代打・メヒアの走者一掃二塁打で勝ち越しに成功し、大きな1勝を掴んだ。3番手のヒースが右肩痛から復帰後、初勝利。9回を締めた増田が自己最多となる30セーブ目を挙げた。
2位ソフトバンクも勝ったため、優勝へのマジックは1つ減って「2」に
■西武 5-3 楽天(23日・楽天生命パーク)
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西武は23日、敵地での楽天戦(楽天生命パーク)で接戦を制し、優勝へのマジックを「2」に減らした。同点で迎えた8回に代打・メヒアの走者一掃二塁打で勝ち越しに成功し、大きな1勝を掴んだ。3番手のヒースが右肩痛から復帰後、初勝利。9回を締めた増田が自己最多となる30セーブ目を挙げた。
“代打の神様”を信じた辻ライオンズが劇的な1勝を掴んだ。4回1死満塁から山川の中前適時打で2点を先制したが、7回に先発・本田がブラッシュに同点2ランを被弾し、試合を振り出しに戻された。直後の8回、楽天3番手ブセニッツが2死から3者連続四球を選んで満塁の絶好機を作ると、満を持して代打メヒアを送り込んだ。
メヒアは1ボール2ストライクからの4球目、ブセニッツの内角の直球を捉えると、打球は左中間へ。外野手のちょうど間にポトリと落ち、これが走者一掃の適時二塁打となった。連覇へ向けて大きな1勝を手にした辻監督は試合後「メヒアさまさま。(外野手に)捕られるか?と思ったけど、いいところに落ちた。(チームを)助けてくれた」とチームを救ったメヒアの活躍を喜んだ。
打線は7安打に加えて7四球を選ぶなど粘って楽天投手陣を攻略。「向こうも怖がっていいところに投げようとする。その中で四球を選べるのは打線の力だね」と粘りを見せた打線に指揮官もご満悦だった。
先発の本田は相手エースの岸と投げ合って7回3安打無四球2失点。7回にブラッシュに同点2ランを被弾したが、指揮官は「本田は素晴らしかったね。(7回)浅村に対しての最後の決め球をレフトオーバーにされたところはもう一つ投げ切れないといけないけど。緊張する中で声をかけようかと思ったけど、言わなくてよかったよ。落ち着いていた。成長しているね」とプロ入り4年目にして初めてローテーションを任された右腕の成長に目を細めた。
2位ソフトバンクが勝利したため、マジックを1つ減らして「2」に。勝てば、リーグ連覇の可能性もある24日は、千葉に移動してロッテとの今季最終戦に臨む。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
https://full-count.jp/2019/09/23/post548981/
2019-09-23 08:19:22Z
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