世界4位で第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)が、準々決勝で因縁の相手と対決だ。19日の2回戦で、同36位のプティンツェワ(カザフスタン)が勝ち、20日に予定されている準々決勝で大坂と対戦することになった。

対戦成績は、大坂の0勝3敗で、直近では今年のウィンブルドン1回戦で対戦し、敗れた相手だ。それも“聖地”センターコートの悲劇で、大坂はあまりのショックで、記者会見の途中で「泣きそう」と退出してしまった。

1セットも奪ったことがなく、大の苦手とする因縁の相手は、この日、「いい試合ができると思っている」と余裕の笑みを漏らした。しかし、ここは聖地ではなく、大坂の“生地”、大阪。2回戦に勝った後も「負けられないでしょう」と自信をのぞかせていた。

この日の練習にも、前日同様、約300人のファンが殺到。父フランソワさんの意向で、球に縦回転をかける練習を取り入れ、しっかりとストロークを安定させるスタイルを構築中だ。

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