トーナメント方式で争う第78回全日本力士選士権大会は30日、東京・両国国技館で行われ、幕内は、秋場所を途中休場した白鵬が決勝で北勝富士を寄り切り、12年ぶり2度目の優勝を果たした。
秋場所優勝の御嶽海は準々決勝で白鵬に、鶴竜は1回戦で志摩ノ海に敗れた。十両は旭大星が制した。
https://news.livedoor.com/article/detail/17161385/
2019-09-30 09:40:00Z
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トーナメント方式で争う第78回全日本力士選士権大会は30日、東京・両国国技館で行われ、幕内は、秋場所を途中休場した白鵬が決勝で北勝富士を寄り切り、12年ぶり2度目の優勝を果たした。
秋場所優勝の御嶽海は準々決勝で白鵬に、鶴竜は1回戦で志摩ノ海に敗れた。十両は旭大星が制した。
ミラン所属時の本田圭佑【写真:Getty Images】
昨季限りでオーストラリア・Aリーグのメルボルン・ビクトリーを退団し、新たな所属クラブの決まらない状態が続いている元日本代表MF本田圭佑。今度は古巣であるミランにもラブコールを送った。
本田は30日に自身の公式ツイッターアカウントでメッセージを投稿。「いつも君たちを助けたいと思っていた。僕のことが必要なら連絡して!」と英語で記したメッセージの送信相手は、かつて所属したイタリアのミランだ。
本田が“公開アプローチ”を行ったクラブは2つ目となる。27日深夜にはイングランドのマンチェスター・ユナイテッドに向けて、「オファーをください。お金は必要ないですが、偉大なチームや素晴らしいチームメイトとプレーする必要があります」とメッセージを送っていた。
本田は2014年1月にロシアのCSKAモスクワからミランに加入。背番号10を背負い、2017年夏にメキシコのパチューカへ移籍するまで3年半を過ごした。在籍期間中にセリエAで81試合出場9得点、公式戦合計92試合出場11得点を記録している。
そのミランは現在不振に陥っている。現地時間29日に行われたフィオレンティーナ戦にも敗れてリーグ戦3連敗。今季2勝4敗で16位に沈んでおり、名門復活に向けた道のりは今季も厳しいものとなりつつある。本田の力を借りたいと考える可能性はあるのだろうか。
【了】
<高校野球茨城国体>◇30日◇準々決勝4試合◇ノーブルホームスタジアム水戸
茨城国体は2回戦4試合。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
履正社 | 1 | 5 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 8 | ||
中 京 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
【中】村田、赤塚、吉田【履】岩崎、植木
【本】桃谷(履)
【試合経過】
履正社は1回表、1番桃谷が初球を左翼席へ先頭打者本塁打し先制
履正社は2回表、2死一、三塁から9番岩崎の適時二塁打でまず1点。さらに1番桃谷の右前適時打で2者生還し4-0。3番小深田の右翼線適時二塁打で2者生還し6-0
履正社は5回表、4安打を集め2点を追加し8-0
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
育英 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 | 6 |
智弁 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
【育】鈴木、笹倉、大栄【智】矢田、根来、山本、小林、池田
【本】東妻(智=木製)入江(育=金属)
3年生は木製、1、2年生は金属バット使用。木製使用のスタメンは育英が6人、智弁和歌山が8人。仙台育英が6-2で勝ち4強入りした
【試合経過】
育英は1回表、1死から2番宮本(木)が四球。2死後、4番小濃(木)も四球。5番笹倉(金)は中飛で無得点
智弁は1回裏、1番根来(木)が左前安打。2番西川(木)は二ゴロ併殺打。3番黒川(木)は右中間二塁打。4番東妻(木)は左飛で無得点
育英は2回表、6番千葉(木)が左前安打。しかし7番大栄(木)は三振。8番猪股(木)は遊ゴロ併殺打で無得点
智弁和歌山は2回裏、先頭の佐藤(木)が中前安打。6番硲(木)は送りバントで1死二塁。7番久保田(木)は三振。8番矢田(金)は三振で無得点
育英は3回表、3者凡退
智弁和歌山は3回裏、9番入江(木)はバット折って三ゴロ。2死から西川(木)が右前安打。3番黒川(木)は中前安打で一、三塁。4番東妻(木)は空振り三振で無得点
育英は4回表、3番入江(金)が右前安打。4番小濃(木)は中前安打で無死一、二塁。捕手の二塁悪送球で二、三塁。5番笹倉(金)は浅い左飛で1死二、三塁。6番千葉(木)の右前適時打で1点を先制
智弁和歌山は4回裏、3者凡退
智弁和歌山は5回から根来が登板
育英は5回表、3者凡退
智弁和歌山は5回裏、先頭の湯浅(木)が左前安打。送りバントで1死二塁。根来(木)は二ゴロで2死三塁。2番西川の三塁への適時内野安打で1-1同点
育英は6回表、2番宮本(金)が左中間二塁打。しかし三塁を欲張ってタッチアウト。3番入江(金)は四球。4番小濃(木)はぼてぼての遊ゴロで2死二塁。5番笹倉(金)は痛烈な打球も投ゴロで無得点
智弁和歌山は6回裏、プロ志望届を出している4番東妻が木製バットで左中間最深部へ勝ち越しのソロ本塁打を放ち2-1。この回途中で仙台育英は2人目の笹倉が登板
智弁和歌山は7回から3人目の山本が登板
育英は7回表、千葉(木)が四球。大栄(木)は三振も千葉が二盗成功。さらに暴投で三進。8番木村(木)は投手前にスクイズも、本塁グラブトスでタッチアウト。その後盗塁と暴投で2死三塁。9番水岡(木)の右中間適時二塁打で2-2同点。1番中里(木)の中前適時打で3-2と勝ち越し
智弁和歌山は7回裏、1死から敵失の走者を出したが併殺で無得点
育英は8回表、2死から6番千葉(木)が中前安打。7番大栄(木)は四球。8番木村(金)は三塁内野安打で満塁。暴投で4-2
育英は8回、大栄が登板
智弁和歌山は8回裏、3番黒川(木)が中前安打。4番東妻(木)は空振り三振。黒川はけん制死で2死。5番佐藤(木)は見逃し三振
智弁和歌山は9回、池田が登板
育英は9回表、1死から2番宮本(金)が左前安打。3番入江(金)が左越え2ランを放ち6-2とした
智弁和歌山は9回裏、6番硲(木)が中前安打し暴投で二進。7番細川(金)は三振。8番池田(木)も三振。9番入江(木)は遊飛で試合終了
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
海 星 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 4 |
霞ケ浦 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
【霞】鈴木寛、中田、岩瀬【海】柴田、江越
海星が地元茨城の霞ケ浦に競り勝ち4強
【試合経過】
海星は1回表、1番松尾悠が四球で出塁し二盗成功も後続倒れ無得点
霞ケ浦は1回裏、3者凡退
海星は2回表、先頭打者が死球で出塁も無得点
霞ケ浦は2回裏、1死から5番仕黒が中前安打。しかし二盗失敗などで無得点
海星は3回表、2死から四球の走者を出したが二盗失敗
霞ケ浦は3回裏、2死一、二塁も無得点
海星は4回表、1死から連打で一、二塁も後続倒れ無得点
霞ケ浦は4回裏、3番鈴木春が敵失で出塁。4番山本の左前安打で無死一、二塁。しかし後続倒れ無得点
海星は5回表、四球と暴投で無死二塁。その後1死三塁から9番柴田の中前適時打で1点を先制
霞ケ浦は5回裏、2死から1番天野が右前安打し二盗成功。しかし2番芳賀は中飛で無得点
海星は6回表、3番松尾倫が左中間二塁打、4番大串の左前適時打で2-0
霞ケ浦は6回裏、2死から5番仕黒、6番飯塚の連打で一、三塁。7番小早川の中越え適時三塁打で2-2同点
海星は7回表、振り逃げと犠打、内野ゴロで2死三塁。1番松尾悠の左前適時打で3-2と勝ち越し
霞ケ浦は7回裏、2死二塁。海星は2人目の江越が登板。3番鈴木春は投手内野安打で一、三塁。しかし4番山本は左飛で無得点
霞ケ浦は8回から2人目の中田が登板
海星は8回表、先頭の3番松尾倫が右中間三塁打。5番太田の右犠飛で4-2
霞ケ浦は8回裏、安打に敵失が絡み無死二塁。しかし後続倒れ無得点
霞ケ浦は9回から岩瀬が登板
海星は9回表、3者凡退
霞ケ浦は9回裏、2死から2番芳賀が中前安打。しかし3番鈴木春は二ゴロに倒れ試合終了
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
明石商 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
関東一 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 1 | X | 5 |
【明】中森、杉戸、溝尾、宮口【関】土屋
【本】平泉、藤松(関)
関東第一が春夏甲子園4強の明石商に快勝。2本塁打などで5点を奪い土屋投手が6安打完封した
【試合経過】
明石商は1回表、1番重宮が敵失で出塁も二盗失敗。後続も倒れ無得点
関東第一は1回裏、1死から2番藤松が中前安打。2死後二盗成功。しかし4番平泉は左飛で無得点
明石商は3回表、先頭の7番清水が内野安打で出塁も後続倒れ無得点
関東第一は3回裏、2安打が出たが無得点
明石商は4回表、2死一、三塁まで攻めたが無得点
明石商は4回から2人目の杉戸が登板
関東第一は4回裏、4番平泉が大会第1号となる左越え本塁打を放ち先制
関東第一は5回裏、1死一、三塁から2番藤松が右中間へ3ランを放ち4-0
明石商は6回表、1死満塁も代打宮下は5-2-3の併殺打で無得点
明石商は7回から3人目の溝尾が登板
関東第一は7回裏、2死三塁も無得点
明石商はは8回表、無死一、二塁も無得点
関東第一は8回裏、1死三塁から6番野口の右前適時打で5-0
明石商は9回表、3者凡退で試合終了
2019年F1ロシアGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンはハンガリーGP以来の優勝を飾った。今シーズン9勝目で、ファステストラップも記録し、追加ポイントも手に入れた。ハミルトンは322点を獲得し、ドライバーズランキングでのリードを拡大、2位バルテリ・ボッタスとの差は73点となっている。
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会第9日は29日、東京・味の素スタジアムなどで1次リーグD組の2試合が行われ、今年の欧州6カ国対抗覇者のウェールズが前回準優勝のオーストラリアに29-25で競り勝って2連勝とし、勝ち点9で首位に立った。1勝1敗のオーストラリアは7点差以内の負けによるボーナス点1を加え、勝ち点6。
ジョージアは5トライを挙げてウルグアイに33-7で快勝し、今大会初勝利を挙げた。ともに1勝1敗でジョージアは勝ち点5とし、ウルグアイは同4のまま。
日本がアイルランドを破った試合は、強豪にも強い印象を残したようだ。ウェールズのガットランド監督は「W杯としても、日本にとっても素晴らしい結果。自分は(番狂わせに)巻き込まれたくないが…」と語った。
トップリーグの神戸製鋼に所属経験があり、ウェールズ戦に先発したオーストラリアのCTBアシュリークーパーは「取り組んできたことが実った勝利。神戸製鋼でプレーしている選手が日本代表にいるので、彼らのことも誇りに思う」と祝福した。
© Mark Thompson/Getty Images
ソチ・オートドロームを舞台に29日(日)、2019年FIA F1世界選手権第16戦ロシアGP決勝が開催され、ルイス・ハミルトンが逆転優勝を果たし、バルテリ・ボッタスが2位に入ってメルセデスが1-2を達成した。
ソチの週末を通してフェラーリが速さを示し、予選ではシャルル・ルクレールが0.4秒以上のリードを築いて圧巻のポールポジションを獲得。ハミルトンがフロントローをもぎ取り、セバスチャン・ベッテルとボッタスが2列目からスタートしている。予選トップ10に入ったドライバーのうちミディアムタイヤで第1スティントを走ったのはメルセデスの2人だけ、それ以外はソフトタイヤを履いた。
予選4番手だったレッドブルのマックス・フェルスタッペンはエンジンコンポーネント交換に伴うペナルティで9番グリッドに後退しており、同じくHonda製パワーユニットを使うトロ・ロッソのピエール・ガスリーも最新スペック4のICEを投入したため、5グリッド降格処分を受けて16番手からスタートした。僚友ダニール・クビアトは複数のエンジンコンポーネントを最新スペックに交換したため後方グリッドに並ぶ予定だったこともあり、土曜フリー走行で発生したトラブルにより追加のパワーユニット交換が必要となった結果、予選には参加せずに交換作業を優先している。
レッドブルのアレキサンダー・アルボンは予選Q1でクラッシュを喫してさらにコンポーネントを追加したほか、ギアボックスとフロアなどマシンパーツも交換してレースに挑むことになり、ピットレーンからのスタートを余儀なくされている。
全長5.848kmを誇るソチ・オートドロームの一戦は53周で争われ、若干の雲はありながらも青空が広がる中、気温21.8度、路面温度34.8度、湿度67.6%のドライコンディションでスタート時刻を迎えた。ピレリがC2からC4のドライタイヤを持ち込んだロシアGPはミディアムもしくはハードのいずれか1セットを使用することが義務付けられている。
シグナル消灯と同時にルクレールが好発進を決めるも、同様に見事なスタートを決めたベッテルがハミルトンを追い抜き、ルクレールのスリップストリームに入ってサイド・バイ・サイドに持ち込んだ後、リードを奪取する。後方ではハースF1のロマン・グロージャンが追突されてクラッシュを喫し、オープニングラップでセーフティカー出動の事態に至った。
グロージャンはスタート後にポジションを落とし、アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィとルノーのダニエル・リカルドとポジションを争っていたが、3台が並んで進入したターン4でそれぞれが交錯し、右リアタイヤがアルファロメオ・レーシングのマシンにぶつかったグロージャンはサスペンションを傷め、コースを飛び出してウオールに衝突。リカルドは左リアタイヤにパンクチャーを抱えたものの、レースは続けられている。
セーフティカー導入のタイミングでウィリアムズのロバート・クビサがピットに入り、スロー走行でなんとかピットにたどり着いたリカルドもタイヤ交換を済ませて隊列に復帰した。ジョビナッツィはフロントウイングにダメージがあったようで、ノーズとタイヤを履き替えている。グロージャン、ジョビナッツィ、リカルドがからんだ一件はレーシングインシデントと判断され、スチュワードは審議の必要なしとした。リカルドはしばらくレースを続けていたものの、ダメージがひどかったようで折り返し地点を前にピットにマシンを入れて戦線離脱した。
一方で、アルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンにフライングの嫌疑がかかり、ジャンプスタートだったことが確認された後、ドライブスルーペナルティが科せられている。
4周目を前にセーフティカーが解除され、迎えたリスタートで上位勢のオーダーが変わることはなく、ベッテルを先頭にルクレール、ハミルトン、カルロス・サインツ(マクラーレン)、ボッタスが5番手につけていたが、DRSが有効となってほどなく、ボッタスがストレートでサインツをオーバーテイクした。
また、フェラーリの無線ではルクレールに対して「次のラップでセバスチャンが道を譲ってくれる」とのやり取りがなされていたものの、ベッテルはチームの要請に従わずリードをキープしており、ルクレールは「僕を後ろに置くってことだね。全部、リスペクトするよ。あとで話そう」とメッセージを送る。ただ、フェラーリが「ハミルトンが接近しているため、レース後半にポジションを入れ替える」旨をルクレールに伝え直したところ、ルクレールは「状況は理解している。問題ないよ」と返している。
チームオーダーが検討されていたフェラーリだが、ベッテルはルクレールよりも好ペースを発揮しており、ファステストを連発してリードを広げ、15周目に入る頃にはルクレールに3.7秒近いギャップを築いていた。ルクレールと3番手のハミルトンは3.2秒ほどの間隔があり、ハミルトンから7.7秒後方にボッタスが控える格好だ。
17周目にルノーがニコ・ヒュルケンベルグをピットに呼び入れるも、左フロントタイヤの脱着に手間取ってしまい、入賞圏内を走っていたヒュルケンベルグは17番手の位置でコース復帰することになった。ヒュルケンベルグは第2スティントにミディアムタイヤを選んでいる。
フェラーリがピットストップのタイミングを図る中、ひとつ硬いコンパウンドを履くハミルトンは第1スティント延長の指示を受けるも、デグラデーションに苦しみ始めた様子をうかがわせ、一時は3秒以下に縮まっていたルクレールとのギャップも再び3.2秒に広がっていた。とはいえ、ハミルトンはフェラーリ勢に比べると速いラップタイムを刻んでおり、その後、持ち直した様子でラップ辺りコンマ数秒を稼いでルクレールに接近している。
フェラーリが動いたのは23周目に入るタイミングだ。先にルクレールをピットインさせ、新しいミディアムタイヤを履かせて送り出す。2.6秒差でルクレールを追いかけていたハミルトンには長めに引っ張ることを伝えるメッセージと共に「集中していくように」とのコメントももたらされた。この時点でステイアウトしていたベッテルと2番手に上がったハミルトンのギャップは6秒だ。
ボッタスから9秒強後方、フェルスタッペンの13秒前で隊列に復帰したルクレールはフレッシュタイヤの利点を生かしてペースアップに励み、1分37秒705のファステストを刻んで猛チャージをかける。ベッテルのペースと比較すると1.3秒ほど速く、アンダーカットを成功させようとプッシュしていた。
チームメイトに遅れること4周、ベッテルがミディアムタイヤに交換してピットアウトした時にはルクレールが3秒ほど先行しており、ベッテルは再びオーバーテイクすることを目指して第2スティントをスタートさせるも、MGU-Kに不具合が見つかったとのことで、フェラーリはベッテルにマシンを止めるよう指示を出した。
これによりバーチャルセーフティカーが発令され、その間に多くのドライバーがピットストップを敢行。2台のギャップが開いていたメルセデスはハミルトンとボッタスのダブルストップに臨み、ハミルトンをルクレールの前でコース復帰させることに成功した。メルセデスが2人に用意したタイヤはユーズドのソフトだ。
バーチャルセーフティカーが解除された直後、ウィリアムズのジョージ・ラッセルがタイヤをロックアップさせてコースを飛び出し、ウオールに直進してクラッシュを喫したため、セーフティカーが導入されることに。バーチャルセーフティカー中にピットに入らなかった面々もこのタイミングでタイヤ交換を済ませ、5番手まで上がっていたアルボンはスーパーソフトに履き替えて10番手でコースに戻っている。
さらに、メルセデスのタイヤ戦略を見たフェラーリがルクレールをもう一度ピットに呼び入れ、ミディアムからユーズドのソフトタイヤに交換。ルクレールはひとつポジションを落としたものの、ボッタスの後方3番手を確保しており、4番手にミディアムに履き替えたフェルスタッペン、サインツ、ケビン・マグヌッセン(ハースF1)、ランド・ノリス(マクラーレン)、セルジオ・ペレスとランス・ストロールのレーシング・ポイント勢、アルボンがトップ10に並んでいた。
32周目の終わりにセーフティカーが解除され、リスタートでオーバーテイクを狙うルクレールをボッタスが華麗に防御してメルセデスが1-2態勢を盤石のものとする。フェルスタッペンが加速中にタイヤをロックアップさせてしまったが、ポジションは守って4番手をキープしている。
少し後方ではレーシング・ポイントの2台をかわして8番手に上がっていたアルボンがコース上でノリスのオーバーテイクを成功させ、7番手に浮上。いったんはアルボンに反撃してポジションを取り戻したノリスだったが、再び追い抜かれた際にペレスにも先行を許して9番手に後退した。
ポイント圏外ながら接近戦を繰り広げたのはトロ・ロッソの2台。クビアトとガスリーが12番手を争って激しい攻防を続け、クビアトに追い抜かれたガスリーが逆襲に打って出ようとしたところ、ブレーキングでチームメイトに近づきすぎてしまい、コースを飛び出して接触を回避。その間にライコネンに前に行かれてしまい、クビアトが12番手、ライコネンをはさんでガスリーは14番手でレースを続けた。
先頭を走るハミルトンはボッタスがルクレールを抑え込んでいる間にリードを広げ、37周目には1分36秒台に入れてファステストラップを記録、ボッタスとのギャップを3秒に拡大している。チームプレーに徹するボッタスは巧みにルクレールの攻撃を退けており、圧倒的なストレートライン速度を誇るフェラーリを苦しめさせた。
トップ4のオーダーに変化がない一方、フェルスタッペンに18秒遅れの5番手を走っていたサインツから後ろでは終盤にかけてポジションの入れ替わりが激しく、レッドブルを駆るアルボンがオーバーテイクを連発して6番手までポジションを上げたほか、ペレスも7番手に上がり、マグヌッセンが2台に抜かれて8番手に後退している。マグヌッセンはターン2でコースを離脱したとして5秒のタイムペナルティを受けてしまい、この時点で入賞圏外に脱落する危機に直面していた。
マグヌッセンから2秒弱のところにはノリスが9番手に陣取っていたが、柔らかいコンパウンドのアドバンテージを生かすヒュルケンベルグが接近し、DRSゾーンをキープしながら追い抜きのチャンスをうかがった。もう1台のマクラーレンをドライブするサインツも急接近したアルボンからプレッシャーを受け、8周分古いタイヤを履くサインツはほとんど抵抗できずに5番手の座を明け渡している。
ハミルトンが1分35秒761を刻んでファステストラップを更新した後、残り2周となってルクレールが1点でも多く手に入れようとファステストラップを狙ったが、自己ベストにとどまりハミルトンのタイムを上回ることはできなかった。
十分なリードを築いてファイナルラップに入ったハミルトンは慎重にマシンを操って最終コーナーを立ち上がり、トップでチェッカーフラッグを受けた。3.8秒遅れでボッタスが2位フィニッシュを果たし、ルクレールは3位で表彰台に上っている。ロシアではこれまでもメルセデスのドライバーがすべてのレースを制しており、ハミルトンの勝利でその記録がさらに更新されることになった。
フェルスタッペンとアルボンが4位と5位でゴールし、ピットスタートだったアルボンが素晴らしいパフォーマンスでトップ5入りを達成している。他に、サインツ、ペレス、ノリス、マグヌッセン、ヒュルケンベルグが入賞を果たしてポイントを獲得。マグヌッセンは8番目にチェッカーを受けているが、5秒ペナルティが加算されて9位に後退している。
トロ・ロッソはクビアトが12位、ガスリーが14位で完走を果たした。
次戦は鈴鹿サーキットが舞台のシーズン第17戦日本GPだ。初回セッションとなる金曜フリー走行1回目は10月11日(金)日本時間10時に開始されることになっている。
9月29日、2019年FIA-F2第11戦ロシアのスプリントレース(決勝レース2)が開催され、ルカ・ギオット(ユニヴィルトゥオーシ)が優勝。日本の佐藤万璃音(カンポス)は15位。1周目に巻き込まれる形でニキータ・マゼピンと大クラッシュした松下信治はリタイアとなった。
松下とマゼピンは病院に緊急搬送されたが命に別状はないとのこと。しかし松下は背中を強打しているという情報がある。DAZNではFIA-F2レース2のハイライト映像を公開している。
■FIA-F2第11戦ロシア レース2
■FIA-F2第11戦ロシア レース1
パ・リーグは29日、今季の全日程が終了。リーグ連覇を果たした西武の打撃陣が主要タイトルを「総なめ」。5選手で5部門を制覇するのはプロ野球史上初の快挙となった。
首位打者は森が打率・329で初受賞。「1年通して捕手として試合に出していただいた中で、首位打者のタイトルが獲れて本当にうれしい。今季はいいところで打つことができたし、内容があったと思う」と喜びのコメントを口にした。
本塁打王は43本塁打の山川で2年連続2度目の戴冠。「目標にしていたタイトルなので素直にうれしい」。その一方で「僕としては50本塁打を打つと開幕前から言っていた。正直悔しい気持ちもあります」と明かした。
打点王は123打点を挙げた中村で、4年ぶり4度目の受賞。「シーズンを通して僕の前を打つ選手たちが塁に出てチャンスを作ってくれた。“その走者を還す”と意識して打席に入った結果だと思う。一番うれしいのは、その積み重ねで優勝できたこと」と喜んだ。
秋山は179安打を放って3年連続4度目の最多安打。「今年もこのタイトルを獲れたことはうれしさもあり、ホッとしたところもある。一番多く打席に立つ機会を与えてくれたチームの皆さんに感謝します」
金子侑は41盗塁で3年ぶり2度目の盗塁王に輝き「今年は盗塁王を目標にシーズンに臨んだ。達成できて良かったし、自分の持ち味である“足”で一番が獲れたことが本当にうれしい」と話した。
【パ・リーグ個人タイトル一覧】
▽首位打者 森 友哉(西).329
▽最多安打 秋山 翔吾(西)179
▽最多本塁打 山川 穂高(西) 43
▽最多打点 中村 剛也(西)123
▽最多盗塁 金子 侑司(西) 41
▽最高出塁率 近藤 健介(日).422
▽最多勝利 有原 航平(日) 15
▽最優秀防御率 山本 由伸(オ)1.95
▽最多奪三振 千賀 滉大(ソ)227
▽勝率第1位 山岡 泰輔(オ).765
▽最多セーブ 松井 裕樹(楽) 38
▽最優秀中継ぎ 宮西 尚生(日) 44
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ラグビー・ワールドカップ日本大会第9日は29日、各地で1次リーグ2試合が行われた。
ラグビー・ワールドカップ日本大会1次リーグD組(29日、ジョージア33-7ウルグアイ、熊谷)
ジョージアが5トライを挙げてウルグアイに33-7で快勝し、今大会初勝利を挙げた。ともに1勝1敗でジョージアは勝ち点5とし、ウルグアイは同4のまま。
ラグビー・ワールドカップ日本大会1次リーグD組(29日、オーストラリア25-29ウェールズ、味スタ)
ウェールズがオーストラリアに29-25で競り勝って2連勝とし、勝ち点9で首位に立った。1勝1敗のオーストラリアは7点差以内の負けによるボーナス点1を加え、勝ち点6。前半のウェールズはピッチを幅広く使った2トライや2PGなどで23-8とリード。後半はオーストラリアに2トライを返されるなと反撃を受けたが、逃げ切った。
F1第16戦ロシアGP決勝は、9月29日の日本時間20:10からスタート。ホンダPUを搭載するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ピエール・ガスリー(トロロッソ)はICE(エンジン)を交換しているため5グリッド降格。ダニール・クビアト(トロロッソ)、ロバート・クビサ(ウイリアムズ)は複数のパワーユニットエレメントを交換しているため最後尾スタートとなる。
逆転でのクライマックス・シリーズ(CS)進出を狙う矢野阪神が1点リードの6回に貴重な追加点を奪った。
5回に陽川の3号ソロで先制した阪神は、1死から福留が四球を選ぶと、大山の二塁打、糸原の四球で満塁のチャンスを作った。ここで登板してきた2番手・福から、6番高山が前進守備の一、二塁間をしぶとく破る2点適時打を記録。中盤にして3点差に広げてみせた。
さらに木浪の右前打で満塁とし、中日はたまらず3番手・三ツ間をマウンドへ送ったものの、梅野が中前適時打を放ちさらに1点追加した。
7回には4番の一発で中日を突き放した。1死走者なしから福留がこの試合2本目の安打で出塁すると、続く大山が又吉のフルカウントからの真ん中スライダーを強振。高く上がった打球はバックスクリーン左に着弾する、14号2ラン本塁打となった。
あと2連勝すれば広島を逆転できる矢野阪神。序盤から継投を繰り広げるなど、手段を選ばず勝利に目指している。
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ルクレール劇場が止まらないF1予選。4戦連続でポールスタートを決めたフェラーリの若武者がどんなレースを見せるのか、ロシアでも目が離せない。決勝レースを前にF1関係者の様子をSNSから追跡する。
© Dimitar DILKOFF / AFP
28日(土)に行われた2019年FIA F1世界選手権第16戦ロシアGP予選はフェラーリのシャルル・ルクレールが4レース続けてポールポジションを獲得した。
3回にわたって実施されたフリー走行は全体的にフェラーリ勢が速さを示しており、予選前の土曜フリー走行もルクレールがトップタイムを刻み、チームメイトのセバスチャン・ベッテルが2番手に続いた。
ソチの週末に先だって、Hondaが最新のスペック4を投入するにあたり、レッドブルの2台とトロ・ロッソのピエール・ガスリーがICEを交換して5グリッド降格、トロ・ロッソのダニール・クビアトはバッテリー以外のパワーユニット一式を新しいコンポーネントに交換したため、後方グリッドに並ぶことが決まっていた。しかしながら、土曜フリー走行でエンジントラブルに見舞われたクビアトに関しては、すでにペナルティを受けていたこともあり、新しいスペック4のパワーユニットに交換することを決断。ペナルティを踏まえ、チームは交換作業を急ぐ理由はないとしてクビアトの予選セッション参加を見送っている。
ピレリはソチ・オートドロームにC2からC4のコンパウンドを持ち込み、土曜日には降雨の予報が発表されていたものの、Q1が始まった時点で青空が広がり、気温22度、路面温度31.2度、湿度61.9%のドライコンディションだった。各ドライバーは予選Q3用としてソフトタイヤを1セット確保することが義務付けられている。
ピットレーンオープンと同時にウィリアムズのジョージ・ラッセルがコースに向かい、少し間を置いて相棒のロバート・クビサがガレージを離れた。フェラーリ勢は共にミディアムタイヤを選んで始動し、ルクレールが最初のアタックラップで1分33秒613を記録するも、ベッテルはセクター3でコースを飛び出してしまい、ペースを緩めている。
ソフトタイヤを履いて出陣したメルセデスとレッドブルの面々はルイス・ハミルトンが1分33秒230をマークしてトップに立ち、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が0.138秒差の2番手、ルクレールをはさんでバルテリ・ボッタス(メルセデス)が4番手に並んだ。レッドブルを駆るアレキサンダー・アルボンは最初のラップで思うようにタイムを残せず、2回目のアタックで加速していったものの、ターン13への進入でスピードを出しすぎたようでリアのコントロールを失ってスピンを喫する。アルボンがマシン後部をウオールにぶつけてしまい、セッションは赤旗が振られて中断した。マシンにダメージはあるが、アルボンにケガはない様子。
6分38秒を残した状態でトップ5にはハミルトン、フェルスタッペン、ルクレール、ボッタス、ケビン・マグヌッセン(ハースF1)が並び、ノックアウトゾーンの16番手以下にはラッセル、クビサ、アルボン、ベッテルの名前が連なっていた。
およそ5分後にセッションが再開されると、ベッテルとクビサが動き出し、2人がアタックラップに入った頃には他のドライバーもガレージを後にしている。予選Q1終盤のアタックを見送ったのはフェルスタッペン、ルクレール、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)だ。メルセデス勢は序盤に使ったソフトタイヤを履いたまま、再度コースに向かっている。
ベッテルが1分33秒フラットを刻み、ノックアウトゾーンを脱すると同時にトップに浮上した。これに0.198秒差だったハミルトンが2番手、フェルスタッペンが3番手でQ1が終了する。
予選順位を確定させたのは16番手に終わったキミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)ほか、ラッセル、クビサ、アルボンだった。クビアトは予選で出走しておらず、決勝レースの出走可否はスチュワードの判断に委ねられるが、フリー走行のタイムを踏まえて判断されるため、出走に障害はないと思われる。
15分間で争われたQ2はミディアムタイヤに履き替えたメルセデスコンビが先陣を切り、ソフトタイヤを選んだフェルスタッペンがすぐ後に続いた。ベッテルがユーズドだったものの、フェラーリ勢は2人ともソフトタイヤを履いてアタックラップに臨んでいる。
Q2最初のアタックが完了した時点では1分32秒434をマークしたルクレールがタイムシート最上位につけ、2番手以下に0.657秒のリードを築く。2番手のベッテルに0.001秒差で3番手に食い込んだのはフェルスタッペンだ。ライバルよりも硬めのコンパウンドを履いたメルセデスコンビはハミルトンが4番手、ボッタスが5番手のタイムを残している。
6番手につけたガスリーから10番手のカルロス・サインツ(マクラーレン)まで5台のギャップが0.035秒と超接戦となったQ2。サインツと11番手にいたマグヌッセンのタイムは0.097秒しか違わず、14番手に控えていたダニエル・リカルド(ルノー)と比べても0.252秒差だった。
メルセデス勢がソフトタイヤに交換して臨んだQ2終盤のアタックではベッテルとフェルスタッペンが自己ベストを更新するもポジションは変わらず。ベッテルはルクレールとのギャップを0.1秒に縮め、フェルスタッペンは0.2秒差に接近した。メルセデス勢は結局ソフトタイヤではタイムを更新しておらず、レーススタートはミディアムタイヤを履くことになる。
11番手以下でQ2敗退となったのはガスリー、セルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、マグヌッセン、ランス・ストロール(レーシング・ポイント)だった。ガスリーとペレスは0.1秒とないわずかな差でQ3進出を逃している。
ポールポジションを競ったQ3はルノーとマクラーレンの各車が真っ先にガレージを離れ、ハースF1のロマン・グロージャンとメルセデスに続いてフェラーリの2台がコースに向かう。フェルスタッペンは若干前との距離を開けるようにしてコースインした。
1分31秒台に入れたルクレールをトップに、0.334秒差でベッテル、ハミルトンは0.5秒以上遅れて3番手にとどまり、ボッタスとフェルスタッペンがトップ5に並んでいる。フェルスタッペンはエンジンペナルティを受けるため、5番手以上で予選を終えればトップ10スタートを死守できる。
その後、ラストアタックでルクレールが1分31秒628をマークしてリードを広げ、4連続ポールポジションを達成。ハミルトンがベッテルを0.023秒上回ってフロントローを手に入れ、ベッテルが3番手におさまった。フェルスタッペンは4番手タイムを刻んでおり、レースは9番グリッドからスタートする予定だ。
ボッタスが5番手、以下、サインツ、ヒュルケンベルグ、ノリス、グロージャン、リカルドが10番手だった。
ロシアGP決勝レースは29日(日)日本時間20時10分にスタートすることになっている。
ラグビーワールドカップ(W杯)で28日、日本がアイルランドを19―12で破った。ラグビーの国際統括団体、ワールドラグビー(WR)による世界ランクはサッカーと違い、W杯中でも随時更新されるのが特徴で、日本はアイルランド戦に勝ったことで前日時点の9位から順位を一つ上げ、過去最高の8位となった。
日本は開幕時は10位だったが、開幕戦のロシアに勝って過去最高タイの9位となっていた。試合前に2位だったアイルランドは、日本に敗れて4位に後退した。
世界ランクは2003年に導入…
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現地時間12時。降水確率は60%だが上空は晴れ。気温21.4度、路面温度25.9度のドライコンディションで60分間のFP3セッションはスタート。予選での雨を想定してか、多くのチームが比較的ゆっくりと準備を進める。
20分を経過した時点でダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)がストップ。無線で「エンジン、エンジン、エンジンに問題がある」と伝えた。ホンダF1は新品のエンジンに交換することを決断している。
折り返しの30分を経過した時点でトップに立ったのはシャルル・ルクレール(1分33秒906)。2番手にはバルテリ・ボッタス、3番手にはミディアムタイヤでマックス・フェルスタッペンが続く。
終盤、マックス・フェルスタッペンが縁石に大きく乗り上げてフロアを破損し、ターン13でスピンして後方からタイヤバリアに接触。自走してピットに戻った。
フリー走行3回目のトップタイムはシャルル・ルクレール(フェラーリ)の1分32秒738。2番手には0.316秒差でチームメイトのセバスチャン・ベッテルが続いた。
3番手にはルイス・ハミルトン、4番手にはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢。現時点では一発の速さにおいてメルセデスの遅れをとっている“ように見える”。
5番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。トップとの差は1.494秒。チームメイトのアレクサンダー・アルボンも1.688秒差の7番手。5グリッド降格ペナルティが決定していることから、何か違ったことを試している可能性も推測される。
トロロッソ・ホンダはピーエル・ガスリーが11番手タイムを記録。前にはハースの2台、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、ランド・ノリス(マクラーレン)がおり、ミッドフィールドは混戦状態となっている。
土曜日の午後の降水確率は80%。注目の予選は21時(現地時間15時)から行われる。
2019年F1第16戦ロシアGP土曜フリー走行3回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは5番手、アレクサンダー・アルボンは7番手となっている。
昨日の時点で予選日は雨という予報だったが気温21℃、路面温度26℃のドライコンディションでのセッションとなった。しかし、遠くには雨雲が見えている。
ラグビーのワールドカップ(W杯)1次リーグ第2戦、日本―アイルランドは28日、静岡・エコパスタジアムで行われ、初の8強入りをめざす日本が、世界ランキング2位のアイルランドに19-12と逆転勝ちした。2連勝の日本は勝ち点を9に伸ばしてA組首位に立った。アイルランドは7点差以内の負けによるボーナスポイント1を得て勝ち点6。
日本は前半、相手のSOカーティのキックパスから2トライを奪われたものの、序盤から互角に近い攻防を展開した。SO田村(キヤノン)がPGを3つ成功し、前半を9-12で折り返した。主将のリーチ(東芝)は前半途中、ナンバー8・マフィ(NTTコミュニケーションズ)に代わって登場した。
日本が逆転に成功したのは後半18分。スクラムからボールをつなぎ、途中出場のWTB福岡(パナソニック)がトライ(ゴール成功)、16-12と試合をひっくり返した。さらに田村のPGで加点した。
1次リーグは残り2試合で、日本は10月5日にサモア、13日にスコットランドと対戦する。A組で2位以内に入れば8チームによる決勝トーナメントに進出する。
(時間は非公式)
後半24分 アイルランドはインゴールライン手前で何度もサイド攻撃を仕掛けてトライを狙うが、日本は素早いタックルでゲインを許さず、相手の反則を誘ってピンチをしのぐ。
後半31分 センターライン付近から田村優がペナルティーゴールを決め3点を追加し、日本19-12アイルランド。
後半21分 逆転されたアイルランドはSOジャック・カーティに代えてジョーイ・カーベリーを投入するなど一気に4選手を交代、反撃に出る。23分 日本はベテランのトンプソン・ルークが交代した。
後半18分 日本はアイルランドのゴールライン付近まで攻め込み、ラックから出たボールを左ラインに展開。フルバックの福岡堅樹が左隅に飛び込み、この試合初のトライを決めて逆転に成功する。コンバージョンゴールも決まり、日本16-12アイルランド。
後半14分 日本は流れるようなパス回しでアイルランド陣内で試合を進める。16分 SH流大に代わり田中史朗を投入した。
後半12分 攻守がめまぐるしく変わる展開の中で、アイルランドがセンターライン付近で反則。スタンドオフの田村優がペナルティーゴールを狙うが、左にそれて加点はななかった。日本9-12アイルランドで試合再開。
後半5分 日本は華麗なボール回しで相手陣内に攻め込む。6分、アイルランドはマイボールスクラムから反撃を開始。ハイパントでハーフラインすぎまで攻め込まれたところで、相手スクラムとなるなど、一進一退の展開。9分、日本はFB山中亮平に代えて福岡堅樹を投入した。
後半5分 アイルランドはプロップの2人を背番号17のキルコイン、18ポーターに交代する。
日本のキックオフで後半がスタート。両チーム、選手交代はなし。日本は後半2分、ラインアウトから相手陣内に攻め込んだ。
前半解説・林雅人元日本A代表監督
世界ランキング2位の強豪相手に、日本は良い戦いをしている。前半を9-12で折り返し、全ての勝負は後半に託された。
前半のアイルランドの2つのトライは、競り合うキックパスから奪ったものだった。コンタクトやモールで日本は押し切られたわけではないので、決して悲観することはない。
日本はこのままテンポの速い攻撃を続け、相手のスペースをつくことができれば、トライのチャンスは十分にある。キックとランを上手く使い、相手エリアでいかに速い攻撃を展開できるか。逆に、自陣での反則は気をつけたい。(キヤノンアシスタントコーチ、元日本A代表監督)
前半42分 ゲームが途切れれば前半終了の中で、日本はテンポ良くフェーズを重ね、アイルランド22メートルラインまで攻め込む。ラックから出たボールをライン参加したスクラムハーフの堀江翔太がキック。転がったボールはタッチラインを割り、日本9-12アイルランドで前半を終えた。
前半37分 攻め込んだ日本に対して アイルランドは22メートルライン付近でノットロールアウエイの反則。39分、田村が距離のあるペナルティーキックを決めて、3点を返した。日本9-12アイルランド。
前半34分 6点差につめよった日本は、ミスからターンオーバーを許し、22メートルライン内に攻め込まれるも必死の守り。34分、スクラムからアイルランドの反則でピンチを逃れる。
前半33分 日本は相手22メートルライン付近でアイルランドの反則からペナルティーキックを選択し、スタンドオフの田村優がきっちりと決める。3点を返し、日本6-12アイルランド。
前半22分 アイルランドはこの試合、効果的なキックパスからFBロブ・カーニーが突進。日本も必死のディフェンスで耐える。25分、日本は細かいパス回しでSH流大がゴール付近までボールを運ぶがチャンスを生かせず。30分、NO8マフィが負傷で退場、日本は主将のリーチ マイケルを投入した。
前半20分 アイルランドが攻め込み、スタンドオフのカーティがインゴール手前で短いキックパス。フルバックのカーニーがキャッチし、そのままなだれ込んでトライ。コンバージョンキックも決まり、日本3-12アイルランド。
前半15分 日本は短いキックで試合再開。角度をつけたパス回しにアイルランドはゴール正面で思わず反則。ペナルティキックを選択した日本は、今度は田村が決めて、3点を返した。
前半13分 アイルランドは日本5メートルラインあたりまで攻め込み、ラックから出たボールをスタンドオフのカーティが右サイドにに大きくキックパス。ウイングのリングローズがキャッチし、そのまま右隅に先制トライを決めた。ただ、コンバージョンキックは決まらず、日本0-5アイルランド。
前半4分 日本はフォワードがつないで、縦の突進。アイルランドがたまらず、オーバーザトップの反則を犯して日本はペナルティキックを選択。5分25秒すぎ、田村のペナルティキックが外れ、日本が先制のチャンスを逃す。
コイントスで選択したアイルランドのキックオフで開始。アイルランドの攻撃をターンオーバー。ラックからのサイド攻撃を展開し、フルバックの山中亮平がウイングの松島幸太朗へのキックパスを仕掛ける。ただ、インゴールでアイルランドに押さえられ、先制はならず。
2019.9.28 16:16(1/3ページ)
【速報中】
ラグビー・ワールドカップ日本大会1次リーグA組(28日、日本-アイルランド、静岡)世界ランキング9位の日本は、同2位の優勝候補・アイルランドと対戦した。
ともに初戦に勝利して迎えた第2戦。A組最強の相手との過去の対戦成績は、日本の9戦全敗で、W杯での対戦は今回が3度目。日本は金星をつかめば、初の8強に大きく前進するが、負ければ、続くサモア戦(10月5日、豊田)とスコットランド戦(同13日、日産スタジアム)を落とせない状況となる。
日本は26日に発表していた先発メンバーを変更。WTBトゥポウが外れ、WTBレメキが入り、控えにWTB福岡も加わった。
前回2015年イングランド大会で当時世界3位の南アフリカから挙げた勝利(◯34-32)に続く大金星なるか。試合はアイルランドのキックオフで開始。
前半6分、アイルランドのオーバーザトップで日本がPGを獲得。先制のチャンスを迎えたが、SO田村の40メートル超のロングキックはポスト左に大きく外れた。
<陸上:世界選手権>◇27日◇ドーハ・ハリファ競技場◇男子100メートル予選ほか
【ドーハ(カタール)=上田悠太】日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(20=フロリダ大)は予選6組で10秒09の3着となり、28日の準決勝進出を決めた。桐生祥秀(23=日本生命)、小池祐貴(24=住友電工)はともに予選4着ながら、タイム順により無事に突破。男子100メートルの日本勢は2大会連続で3人とも準決勝に進出した。
◇ ◇
サニブラウンはスタートで出遅れた。左隣は優勝の最有力候補のコールマン(米国)。それも「スタートは速いと思っていたので、特に気にせず、いないものだと思って走りました」。想定通り、世界トップクラスのスタート技術を持つ男に直後から先行された。それでも焦ることなく、中盤からは徐々に加速。最後は余裕を持ちながら、コールマン、ジャコブス(イタリア)に続く3着でフィニッシュ。日本勢で唯一、順位で準決勝進出を決めた。
サニブラウンはレース後、「あまり何も考えず、とりあえず予選は通ればいいかなと思っていた。適当に走ったわりにはよかった」と苦笑い。それでも優勝候補のコールマンと0秒11差の10秒09はさすがだった。まったく緊張はなかったそうで「何も感じなくなったのは怖いですね」。世界選手権とはいえ、予選ではスイッチは入らなかったようだ。
準決勝へ向けては「調子はいい。準決でもう1段階刻めれば」。前回大会は4歩目でバランスを崩し、決勝進出は夢と散った。当然ながら、準決勝は強豪そろう。3レーンは自己記録9秒91の蘇炳添(中国)、4レーンは今季9秒96を出しているアーロン・ブラウン(カナダ)、5レーンはコールマン、8レーンは自己記録9秒97のアダム・ジェミリ(英国)。サニブラウンは9レーンだ。平常心で挑みながら集中力も高め、世界を驚かす走りを見せていく。
<巨人6-4DeNA>◇27日◇東京ドーム
巨人阿部慎之助捕手の母校、中大出身の後輩リレーが実現した。
2回から10学年下の沢村が中大校歌をバックに登場。3者連続の空振り三振を奪い、圧倒した。3回は17学年下の鍬原、4回は12学年下の鍵谷が登板。
鍬原はDeNAソトに先制2ランを浴びたが、鍵谷は7球で3者凡退に抑え、大先輩の花道を飾った。
▽巨人沢村(2回から登板し1回を無失点)「今でも辞められることが信じられません。大学からお世話になった先輩だし、プロに入ってからも憧れの存在でした。(あのシーンについて)甲子園でキャッチボールをしたときに『もう1度再現したいね』と打ち合わせをしていました。たたかれると思ったら、握手され『ありがとう』と言われ泣きそうになりました。必ず日本一になり恩返ししたい」
▽巨人鍬原(3回から登板。DeNAソトに2ランを浴び1回2失点)「こういう試合で投げることはうれしかった。ただ、そこで抑えられなかったことは実力不足です。(阿部さんとの思い出は)入団時の新聞の対談企画で阿部さんが色紙に『一緒にお立ち台!』という目標を書いてくれたんですがその目標はまだ達成できていない。それが心残りですね」
▽巨人鍵谷(4回から登板し1回無失点)「阿部さんと一緒にプレーできたこと、また今日のような特別な試合に登板できたことは、僕の人生の宝物です。1日でも、1試合でも多く阿部さんとプレーできるよう、明日からまた頑張ります」
<巨人-DeNA>◇27日◇東京ドーム
巨人阿部慎之助捕手の母校、中大出身の後輩リレーが実現した。
2回から10学年下の沢村が中大校歌をバックに登場。3者連続の空振り三振を奪い、圧倒した。3回は17学年下の鍬原、4回は12学年下の鍵谷が登板。
鍬原はDeNAソトに先制2ランを浴びたが、鍵谷は7球で3者凡退に抑え、大先輩の花道を飾った。
▽巨人沢村(2回から登板し1回を無失点)「今でも辞められることが信じられません。大学からお世話になった先輩だし、プロに入ってからも憧れの存在でした。(あのシーンについて)甲子園でキャッチボールをしたときに『もう1度再現したいね』と打ち合わせをしていました。たたかれると思ったら、握手され『ありがとう』と言われ泣きそうになりました。必ず日本一になり恩返ししたい」
▽巨人鍬原(3回から登板。DeNAソトに2ランを浴び1回2失点)「こういう試合で投げることはうれしかった。ただ、そこで抑えられなかったことは実力不足です。(阿部さんとの思い出は)入団時の新聞の対談企画で阿部さんが色紙に『一緒にお立ち台!』という目標を書いてくれたんですがその目標はまだ達成できていない。それが心残りですね」
▽巨人鍵谷(4回から登板し1回無失点)「阿部さんと一緒にプレーできたこと、また今日のような特別な試合に登板できたことは、僕の人生の宝物です。1日でも、1試合でも多く阿部さんとプレーできるよう、明日からまた頑張ります」
◆巨人―DeNA(27日・東京ドーム)
今季限りで現役引退する巨人の阿部慎之助捕手(40)が、「4番・捕手」でスタメン出場し、4回に同点ソロを放った。
2点を追う4回に坂本勇が40号ソロを放つと、1死から阿部が右翼席へ7号同点ソロ。「ありがとう 慎之助」と銘打って行われるこの試合で最高の見せ場を作ると、スタンドのファンが涙を浮かべる場面もあった。阿部は「感謝しかない。ありがとう。DeNAのファンの皆さん、ラミレス監督、対戦してくれた投手。この試合に携わってくれた皆さんに感謝の気持ちしかありません。最高です!」とコメントした。
<巨人-DeNA>◇27日◇東京ドーム
今季限りでの現役引退を表明した巨人阿部慎之助捕手(40)が、中大の後輩沢村拓一投手(32)に“ポカリ未遂”からの握手と、迷シーン? を再現した。
2回表の守備につく前、2番手で登場した沢村と何やらひそひそ話。沢村は母校中大の校歌を登場曲にマウンドに上がった。打席にはDeNAロペス。阿部がサインを出したが、沢村は3度首を横に振った。1度間をとったが、2度サインが合わず、阿部がタイムをとった。マウンドに向かい「おい!」と声をかけながら右手を振りかざした…が、ポカリはなく、笑顔で握手。12年10月28日の日本ハムとの日本シリーズでサインミスをした沢村が阿部に頭をはたかれるワンシーンを再現しかけたところで、原監督が一塁手大城と捕手阿部の守備の入れ替えを告げた。
沢村はこの回を三者連続の空振り三振に仕留め、きっちりと役目を果たした。
◆巨人沢村“ポカリ”VTR 12年10月28日、日本ハムとの日本シリーズ第2戦に先発。緊張からか1回にけん制のサインを見落とし、マウンド上で捕手阿部に頭をはたかれた。活を入れられた効果? もあり8回無失点と好投した。