「特に渋滞に巻き込まれることなく、日が変わるくらいに栗東に戻りました。いまのところ元気ですし、イライラした様子もありません」と担当の津田助手。
食欲も旺盛で「おやつもペロッと食べていました」とのことだ。ちなみに“おやつ”とは、通常のカイバをつける前に与える少量の馬糧とのことだそうだ。カイバは様々な穀類等をブレンドして与えられるが、“おやつ”は「カイバの中でも特にアドマイヤマーズが好きそうなものを入れている」のだとか。津田助手はいつもそういった細やかな作業を積み重ねながら愛馬をケアしている。
「あとは、精神面が少しずつ成長してオンとオフがの切り替えが上手になっていますね。現に今はすっかりホッコリしていますからね」
さて、津田助手はゲートについていったため、レースは移動のバスの中で見ていた。
「ゲートは少し遅れましたけど、二の脚も速いので気にしていませんでした。ひたすら応援する気持ちで見ていましたね」
これが昨年の朝日杯FSに続き、ふたつめのGI制覇となった。
「順調にきていたので崩れることはまずない、と思っていました」
今後について陣営は、肉体面のさらなる成長を期待していた。
「まだ細マッチョという印象がありますね。もう一段階くらい、480キロくらい(注:NHKマイルは472キロ)の体で競馬するような成長の可能性はあると思っています」
(取材・文:花岡貴子)
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=154702
2019-05-06 07:00:00Z
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