浦和レッズは28日、オズワルド・オリベイラ監督(68)との契約を解除し、後任に前ヘッドコーチの大槻毅氏(46)が就任すると発表した。

午後8時にプレスリリースを出し「2018シーズン4月より指揮を執っておりました、オズワルド・オリベイラ監督との契約を本日付で解除いたしましたので、お知らせいたします。また、あわせてルイス・アルベルト・シルバ・ヘッドコーチ、アレックス・コンディショニングコーディネーターとの契約も解除いたしました」と報告した。

オリベイラ監督は、この日午前10時から行われた上武大との練習試合はベンチに座っていたが、終了後に契約解除を通告された。大槻新監督は29日の練習から現場復帰し、6月1日のJ1リーグ川崎フロンターレ戦(等々力)から指揮を執る。これについても、クラブから「オズワルド・オリベイラ監督との契約解除に伴い、大槻毅氏がトップチームの監督に就任することとなりましたので、お知らせいたします」と発表された。

大槻氏は昨年4月2日、開幕5戦勝ちなしの成績不振で解任された堀孝史前監督に代わり、育成ダイレクター兼ユース監督から暫定監督に昇格した。黒スーツに、髪形は気合を入れるためのオールバック。北野武監督の任侠映画「アウトレイジ」シリーズに登場する人物そっくりな風貌で、選手やサポーターから「組長」と愛された。就任後はルヴァン杯1勝1分け、リーグ戦3勝1分けと無敗でオリベイラ監督にバトンを渡したが、ヘッドコーチとして支えていた今年3月8日に退任。現場から離れ、立ち上がった「海外クラブとのネットワーク構築推進プロジェクト」の責任者に“抜てき”の形で配置転換されていた。

29日午前10時からの練習後に新監督会見、立花洋一社長、中村修三GMの取材対応があることもクラブから発表された。

◆大槻毅(おおつき・つよし)1972年(昭47)12月1日、仙台市生まれ。仙台二高から筑波大。地元宮城の富谷高教員を務めながらJFLソニー仙台などでプレー。高い分析力で筑波大、水戸、大宮のコーチを歴任し、04年に強化本部スタッフとして浦和入り。06~10年はトップチームのコーチを務めた。11年は仙台ヘッドコーチを経験。12年に浦和へ戻り、13年から18年まで育成ダイレクター兼ユース監督として関根貴大や橋岡大樹らを育てた。