陸上世界リレー大会は11日、ドーハ世界選手権(9月開幕)の出場権を懸けて横浜・日産スタジアムで開幕。男子400メートルリレーの予選が行われ、新布陣で3組に出場した日本は38秒59の3位でゴールしたが、失格となり、12日の決勝に進めなかった。バトンパスで違反があった。3走・小池祐貴(23=住友電工)からアンカー・桐生祥秀(23=日本生命)でバトンパスを失敗。地元で金メダルを狙ったが、まさかの予選落ちとなった。
3走・小池がバトンを渡すまでトップをうかがう好位置だったが、アンカー・桐生へのバトンパスでもたついた。バトンが宙に浮く“お手玉”のような状態に。桐生は何とかバトンを落とさなかったが、後ろを振り返る体勢になり、大きくタイムロスした。
桐生は各組2位までとタイム上位2位までが決勝進出。日本は3着で2位までに入れず。タイムで2組3位のトルコの38秒47、1組3位のジャマイカの38秒51に及ばなかった。
リオ五輪銀メダルメンバーのケンブリッジ飛鳥(25=ナイキ)と飯塚翔太(27=ミズノ)を欠く中、これまで1走を務めていた山県亮太(26=セイコー)が2走に、3走の桐生祥秀(23=日本生命)が代表初アンカーと区間変更。
1走は2年前のロンドン世界選手権と同じ多田修平(22=住友電工)、3走はアジア大会200メートル金メダルの小池祐貴(23=住友電工)が務めた。
▽陸上400メートルリレーの東京五輪への道 上位10カ国にドーハ世界選手権(9~10月)の出場権が与えられる。世界選手権の上位8カ国は東京五輪出場権を獲得する。
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2019-05-11 13:03:31Z
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