年間成績上位8人で争われるテニスのWTAファイナルが27日、中国・深センで開幕。女子シングルス1次リーグ初戦で世界ランキング3位の大坂なおみ(22=日清食品)が同6位のペトラ・クビトバ(29=チェコ)と対戦し、7―6、4―6、6―4で白星発進した。
過去の直接対決は今年1月の全豪オープン決勝。大坂が勝利し、日本勢初制覇の快挙を達成した。
第1セットは第1ゲームでブレークを許したが、キープを続けた第8ゲームにクビトバがサーブミスを連発。大坂がブレークバックする。その後、タイブレークに突入すると、大坂が6連続ポイントで大きくリードし、7―1で第1セットを先取した。
第2セットも第2ゲームで先にブレークを奪われる展開。第3ゲームでブレークバック、第5ゲームもブレークしたが、第6ゲームをブレークされ、ゲームポイント4―5の第10ゲームでブレークを許し、第2セットを失った。
迎えた最終セット。第3ゲームで大坂が先にブレークに成功し主導権を握ると、第7ゲームもブレーク。優位に進めて今セットを奪取した。
各組で総当たり戦を実施し、上位2人がトーナメント方式の準決勝に進出する。昨年大会の大坂はスローン・スティーブンス(米国)、アンゲリク・ケルバー(ドイツ)に敗れ、キキ・ベルテンス戦で途中棄権し3連敗。1次リーグで敗退した。昨年の優勝者はエリナ・スビトリナ(ウクライナ)。
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2019-10-27 11:21:00Z
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