ヤクルトは30日、前ホワイトソックス3Aのアルシデス・エスコバー内野手(32)を獲得したと発表した。

エスコバーはベネズエラ出身で、メジャー通算1437試合に出場し、打率2割5分8厘、41本塁打、442打点をマーク。ロイヤルズ時代の15年にはオールスターに選出され、ア・リーグのゴールドグラブ賞を獲得。球団30年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献し、リーグ優勝決定シリーズでは6試合で11安打を放ってMVPに選ばれた。前年の14年には当時ロイヤルズだった青木宣親外野手とともにプレーした。

球団を通じ「このたび、スワローズから日本でプレーできる機会をいただき、私も家族も大変うれしく思っています。次のキャリアステップとして新たなチャレンジに挑むことを非常に楽しみにしています。既に来季に向けたトレーニングを開始しており、ファンの皆様の期待に応えられるよう頑張ります」とコメントした。背番号は2。