J1リーグは5日、第28節を各地で行い、J1首位を走るFC東京が敵地でサガン鳥栖と1-1で引き分けた。今夏、神戸から4年ぶりに加入したMF三田啓貴がCKを直接沈めたが、FW豊田陽平のゴールで追いついた鳥栖がラストプレーで逆転。FC東京は2試合続けて下位に勝ち点を取りこぼした。
2試合連続ホームの鳥栖は壮絶な試合を演じた前節の浦和戦(△3-3)から4人を変更。DFパク・ジョンス、MF三丸拡、MF福田晃斗、豊田が新たに入った。J1首位を走るFC東京は前節で降格圏の松本とドロー。再度の取りこぼしが許されない一戦に向けて前節と同じスターティングイレブンを並べた。
J1残留を争う鳥栖に対し、J1制覇を狙うFC東京。互いに勝ち点を落とせない一戦に向け、立ち上がりは一進一退の攻防となった。鳥栖はMF原川力のセットプレーや豊田とFW金崎夢生を有効に使った空中戦で勝負。FC東京はFW永井謙佑のスピードを活かすも、最後の局面での精度を欠いた。
しかし、徐々にFC東京が主導権を握った前半33分、ようやく永井が決定的なシュートを放ったが、これは守備に戻っていた豊田が顔面でブロック。さらに41分、FWディエゴ・オリヴェイラのポストからMF高萩洋次郎が縦パスを入れ、三田が永井とのワンツーからシュートを狙ったが、これはGK高丘陽平に阻まれた。
ハーフタイムのスコアは0-0。しかし、FC東京が開始早々に試合を動かした。大きく相手を押し込んだ後半4分、右からのCKをキッカーの三田が蹴り出すと、インスイングのボールがそのままゴールマウスに吸い込まれ、今夏4年ぶりに復帰して以来初ゴールで大きな先制点を導いた。
鳥栖は後半20分、右からのクロスを受けた金崎がワントラップから右足を振り抜くも、U-22日本代表に初招集されたDF渡辺剛がコースに入って対応。23分には三丸のクロスに豊田が反応するも、今度はDF森重真人が競り負けずに処理した。35分、敵陣深くでこぼれ球を拾ったFW金森健志がシュートを放ったが、相手DFにブロックされた。
それでも後半41分、鳥栖は右サイドからのクロスに合わせた金崎のヘディングシュートは渡辺がブロックしたが、セカンドボールに合わせた豊田がボレーシュートを決めて同点。さらにアディショナルタイム5分、セットプレーからDF高橋秀人が落としたボールを豊田が軌道を変え、DF金井貢史が押し込み逆転に成功した。
FC東京の選手たちは豊田にハンドがあったとして審判団に詰め寄り、2019-20年仕様の新ルールでは得点につながった場合は手に当たった場合は無条件でハンドになるため正しい抗議のように思われたが、判定は変わらず。土壇場で勝ち越した鳥栖が勝ち点3をもぎ取り、FC東京は勝ち点1差の鹿島に首位を奪われる可能性が出てきた。
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2019-10-05 07:03:00Z
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