大相撲の夏場所を右膝の負傷で途中休場した大関・貴景勝(22)=千賀ノ浦=が4日、カド番で迎える名古屋場所(7日初日・ドルフィンズアリーナ)を全休することを発表した。名古屋市内の同部屋で取材に応じ、「休場します。出るつもりでやってきましたけど、師匠と相談して、師匠にやっぱり何年後かを見据えて力士人生があるということ。自分も考えて決断、選択しました」と述べた。
名古屋場所の全休なら、2場所連続の負け越し、昇進から2場所での大関陥落となる。「あくまでもう一つ先の番付を目指したい。最後の番付を目指すためには、(けがを)治さないといけない」と苦渋の決断をし、師匠に直接伝えた。「僕も納得して、そういう選択をしました」と淡々とした表情で語った。
大関から陥落する一方で、9月の秋場所で10勝以上を挙げれば復帰できる。直近では、春場所で陥落した栃ノ心(春日野)が夏に10勝を挙げて復帰した。「ここで精神が強い力士がどうか、分かれてくると思う。投げやりになるのは弱い力士。また作り直して、地道にいくしかない。2か月、精いっぱい出来るだけのことをしてやりたい」と力を込めた。
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2019-07-04 11:05:00Z
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