「注意深く見守っていくとしよう」
今夏にFC東京からレアル・マドリーへ入団した日本代表FW、久保建英。現在はトップチームの北米ツアーに帯同中で、先週土曜日のインターナショナル・チャンピオンズカップ初戦、バイエルン・ミュンヘン戦で後半頭から出場。“白い巨人”の一員として早くも実戦デビューを飾った。
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久保は終始落ち着いたプレーを披露。ファーストタッチでサイドへ抜け出し、いきなりゴール前にクロスを送るなど、観客の目を引いた。その後も、鋭いスルーパスをヴィニシウス・ジュニオールに通して惜しい場面を創出するなど、持ち味を存分に発揮。試合は1-3で敗れたものの、18歳のルーキーに対する評価は少しずつ高まっているようだ。
そんななか、現地時間7月23日に行なわれるアーセナル戦の前日会見にジネディーヌ・ジダン監督が登場。フランス人指揮官は報道陣に久保について「どう評価しているか」と問われ、以下のように回答した。
「彼は自分自身がどの位置にいるのかということを正確に把握していて、トレーニングにも非常に熱心に取り組んでいる。ここでプレーすることを恐れていない。(R・マドリーという)クラブについてもよく理解している」
また、「久保をトップチームに上げてほしいという要望もあるが」との質問には「まだ分からない」と前置きしながら、自身の考えを明かした。
「現時点では、いったいなにが良いことで悪いことなのか判断できない。いまはまだプレシーズンで、彼は我々とともにトレーニングを積んでいる。これからどうなるか、注意深く見ていくことにしよう。これから先のことは、誰にも分からないことだ」
従来通りならば久保は今季、マドリーのBチーム(カスティージャ)を主戦場としてプレーすることになるが、スペインのラジオ局『COPE』は「ジダン監督の下でアピールに成功すれば、可能性はゼロではない」と指摘している。
マドリーは23日にアーセナル、26日にはアトレティコ・マドリー戦を控える。久保の起用法やプレーに対して、ますます注目が集まりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190723-00061783-sdigestw-socc
2019-07-23 07:44:16Z
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