オリックスは2日、成瀬善久投手(33)ら6選手にに来季の契約を結ばないことを通知した。18年オフにヤクルトを退団した成瀬は2月の春季キャンプでオリックスにテスト入団。今季は6試合に登板し、0勝1敗、防御率は7・32に終わっていた。

成瀬は12球団合同トライアウトの受験は見送る模様。通算100勝まであと4勝に迫っていたが、「一つの通過点ではあった。できる限りやりたかったけど、しょうがない。入るものもいれば、去る者もいる。(今後は)家族と話して考えたい」と語った。

宮崎祐樹外野手(32)、高城俊人捕手(26)は現役続行を希望。青山大紀投手(24)、岩本輝投手(26)は今後については未定。育成の塚原頌平投手(27)も未定としながらも、現役引退を示唆している。